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ページ更新時間:2008年05月15日(木) 05時53分

道路が一部復旧、人々は避難所に

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 中国・四川省の大地震で寸断されていた道路が一部で復旧したため、被災地から脱出した人々が続々と避難所に集まり、早くも収容スペースの不足が心配されています。
 避難所になっている綿陽市中心部の体育館は数万人が収容する規模がありますが、今は、被災者でいっぱいになっています。

 綿陽市に設けられた避難所には、着のみ着のままで被災地から逃れて来た人々が集まり、中国各地から届けられた衣類や生活洋品などの支援物資が配られています。

 しかし、このエリアで最も大きな被害が出た北川地区から避難してきた人を優先的に収容しているため、他の地区から避難してきた人が中に入ることができず、野宿を強いられる人も出ています。

 「家から逃げてきました。家の戻る方が怖いから。おばさんとおいっ子がまだ残っています」(避難している人)

 土砂崩れなどで寸断された道路のうち、一部は復旧しましたが、山間部では被災地から脱出できない人も多く残されていて、今後、避難所のスペースが不足するのは確実です。(15日03:59)

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