NEWS EYE
ページ更新時間:2008年05月14日(水) 19時09分

成都方面のツアー、中止相次ぐ

経済3852334
RealPlayerG2 or Windowsmediaplayer
 中国・四川省で起きた地震で、日本企業も対応に追われています。
 大手旅行会社の近畿日本ツーリストでは、地震発生直後から成都方面へのツアーを中止しています。

 「安全を提供できない限り、客に(成都ツアーを)案内するのは難しい」(近畿日本ツーリスト、 坂田登 所長)

 パンダが見学できる中国ツアーとして期待していましたが、再開のメドは立っていません。

 「(中国旅行は)距離をおいたり、状況を見てしまう」(客)

 JTBやHISなど他の旅行会社も成都方面のツアーを中止していますが、上海や北京への旅行にも影響が出かねないと心配しています。

 一方、支援の輪も広がっています。ローソンは、ビスケットとカップめん合わせて20万食を中国政府に寄付することを決めました。15日午前に上海にある倉庫から救援物資を被災地に送ることにしています。

 「上海ですでに店を展開しているので、現地で物を集められる。現地で物流を確保できるし、政府側とも直接話をできた」(ローソン、竹井勤さん)

 また、日清食品などで作る世界ラーメン協会も、中国で生産した即席めんおよそ20万食を被災地に送ることを決めました。

 「一瞬かもしれませんけど、温かいものを召し上がって、安ど感を得ていただければ」(世界ラーメン協会、桜井功男さん)

 こうした中、トヨタ自動車や大塚製薬の現地工場は再開のメドが立たず、地震による混乱が続いています。(14日16:45)

前のニュースへ / 後のニュースへ ▲TOP

HEADLINE NEWS

 ■社会  ■政治  ■経済

 ■国際  ■ビジネス  ■スポーツ
▲TOP
Copyright(c) Japan News Network
All rights reserved.