社会福祉の状況について厚生労働省が毎月まとめている「福祉行政報告例」の今年2月分(概数)によると、生活保護制度を利用している人(生活保護者)の総数は432万1870人で、前月(430万8375人)に比べ1万3495人増加した。生活保護者は年々増加しており、前年同月(421万2091人)から11万人近く増加している。
生活保護法によると、生活保護には▽生活扶助▽教育扶助▽住宅扶助▽医療扶助▽介護扶助▽出産扶助▽生業扶助▽葬祭扶助―の8種類がある。
このうち、前月に比べて最も大きな伸びを示しているのは、病気の治療などに必要な費用を支給する医療扶助で、前月の126万7762人から6594人増の127万4356人。
一方、家賃などを支給する住宅扶助は127万6421人から3198人増の127万9619人、飲食費や光熱費などを支給する生活扶助は140万817人から2790人増の140万3607人だった。
更新:2008/05/14 18:00 キャリアブレイン
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08/01/25配信
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医師の山田規畝子さんは、脳卒中に伴う高次脳機能障害により外科医としての道を絶たれました。しかし医師として[自分にしかできない仕事]も見えてきたようです。