西日本新聞

人的支援に中国は難色 チベット問題影響? 中国・四川大地震

2008年5月14日 13:36 カテゴリー:アジア・世界

 【北京14日椛島滋】中国・四川大地震による被災者救援で、中国政府は海外からの支援申し出に謝意を示す一方で、人的な支援受け入れに難色を示している。人民解放軍や武装警察部隊を既に5万人以上投入しており、道路寸断で現地入りが難しいためと説明している。一方で、被災地がチベット民族が多く居住する地域だけに「観光客以外の外国人の出入りを嫌がっている」との見方も出ている。

 中国外務省は13日、海外からの支援の申し出について、秦剛副報道局長が「心から感謝と歓迎の意を表明する」と述べ、援助を積極的に受け入れる考えを強調。各国との連絡窓口を設けたことを明らかにした。

 だが、民政省の王振輝災害救済局長は同日、国際救援隊など人的支援について「われわれにとっても道路の不通が大きな障害だ。条件が整いしだい各国に連絡したい」と述べ、現時点では被災地に受け入れる環境でないことを説明した。

 しかし、震源地の四川省はチベット民族が多く、3月のチベット暴動にからみ政治的に敏感な問題をはらむ地域だけに、「外国人の支援要員を受け入れたくないというのが本音ではないか」(外交筋)との見方もある。

=2008/05/14付 西日本新聞夕刊=

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