Automate unDRM (v2.0)は WMP11環境では使い物にならず、困っていた所に朗報だ。
WMP11の軽快な操作性を知ってしまったら、くそ重くてGyaOの1時間30分〜2時間番組
をシークさせる事が出来ないようなWMP10には、今更戻れないのだが・・
→下記の如く、DLしたGyaOの番組:ASFファイルをDVD化出来ない! |
FairUse4WMは、Windows Media DRMを解除するフリーソフトなのだが・・・
開発者によれば、ユーザーが合法的に入手したメディア・ファイルの相互運用性を改善させる
目的で制作したとある。しかも、悪意のある海賊行為に利用されない為の仕掛けを施こし
ている。と・・・
しかし、Microsoftは間違いなく新しいIBX(Individualized Blackbox Component)用パッチを
リリースして対戦するだろう。 |
FairUse4WM1.3の入手先: こちらからFU4WMver13.zipを
ダウンロード。
適当な場所に解凍すれば、そのまま使用出来る。
Ver.1.2はFairUse4WM[1].v1.2_fix_.rarを入手。日本語化にはFairUse4WM12_jp.ZIPを入手。
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システム条件:
1. Windows XP
2. WMP9, 10, 11(現時点では、バージョンに関係なく利用可能?)
又は、WMPのIndivBox.keyバージョン 10.0.0.3646
〜11.0.5352.6163
今回筆者はWMP11.0.5358.4827(IndivBox.keyのバージョン11.0.5352.6163)の環境下
で使用した。 |
前準備:
DRM付きWMVファイルを、インターネットに接続し登録ライセンスを取得してWMPで再生出来る
ようにしておく。 |
DRM解除の作業手順:
I. 復元キー(Recover Key)の取得
FairUse4WMを起動して、[Recover Keys]をクリックする。 |
↑上画面をクリック日本語表示へ
ウィンドウズメディアの公正な使用
このプログラムは、ユーザーが合法的に入手したメディア・ファイルの相互運用性を改善させる目的でメディア
プレイヤーからの個人情報(暗号化解除鍵)を抽出します。
アクティブなライセンスがあるファイルが少なくとも1個必要です。 いくつかのシステムには、複数のセットのアイデンティティ情報があるでしょう--異なったライセンスのファイルでプロセスを繰り返してみてください。
キーが回復されたら、このページは表示されません。このページに戻るためには、ファイル選択ページから"戻る"
選んでください。
● キーを読み込んでいません。 |
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「Extra DRMv1 Keys」が起動するので、[OK]する。 |
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DRMv1 キーの獲得を試します。
FairUse4WMは、システム指定の情報を決定する為に、WM-Installed DLLを使用します。
"DrmClien.DLL" has version 10.0.0.3650 |
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次いで、「Recovering Unique Identifiers」
が起動する。
WMPを起動していなくても、
WMPを終了させるように警告されるが、
[OK]する。
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すると、DRMを解除するファイルを選択する画面が表示される。 |
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[開く]ボタンをクリックすると、ライセンスが取得される。 |
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→取得したRecover keysは「Blackbox-keys.txt」としてマイドキュメントに保存される。
[次へ]をクリックすれば、引き続き「NoDRMファイルへの変換」作業が開始する。
*WMPをインストールし直した場合などでBlackbox-keys.txtを削除すれば、始めから
実行することになる。
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II. NoDRMファイルへの変換
一度Recover Keysを取得すれば、次回起動からはこの画面からスタートする。
1) 変換したいDRM付きWMVファイルを、[Add Files]又はドラッグ&ドロップで登録する。
注意:日本語ファイルには未対応でエラーとなる。
2) 「Output」のプルダウンで保存場所を選択する。
<Add New Path>でお好みの場所を指定出来るが、<Use Same Directory>が一般的
だろう。 |
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3) [次へ]をクリックすると、
DRMの解除・変換作業が開始する。
→DRMが解除されたファイルは、
[NoDRM]ファイル名となる。 |
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結果
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1) WMP 11.0.5358.4827(IndivBox.keyのバージョン11.0.5352.6163)の環境下では、
DRM2WMVやAutomate unDRM/DecryptIt は、もはや使い物にならなかったが、
当ツールは有効だった。
PentiumD830 3.0GHz、DDR2-533 512MBx2で実行したところ、
GyaOの1時間40分番組 640X480、767kbpsのASFファイル 32秒と高速に完了
但し、日本語ファイル名はエラーとなる。 |
追記(07.02.22):Windows
Vista環境下のWMP 11.0.6000.6324は、DRM付きWMVの再生
が出来ず、復元キーの取得すら出来ない。
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*今後の為に、Microsoftが新しく対策するIBX(Individualized
Blackbox Component)用パッチ
が自動で適用されないように、
Microsoft Update/カスタムインストール/追加選択(ソフトウェア)の「WMDRM対応Media
Player用の更新プログラム( KB891122)」をインストールしない。
このプログラムが適用されると、DRMの最新バージョンを勝手に取得するようになってしまう。 |
2) FairUse4WMでDRMを解除したファイルの使い勝手
(1) このツールで変換後のファイルの再生開始が、ぎこちないのは気のせいか?
(2) GOM Playerで再生すると、画面にDRMアドレスが表示されてしまうので、メニュー/字幕
表示をオフにしないと差し障りがある。
→Automate unDRMのDecryptItでDRM解除したファイルはそのようには成らない。 |
(3) DVDオーサリングツールの素材としては不適だ ・・・悪意のある海賊行為と見なされる?
多くの番組で検証していないが、Video DVD Maker FREE、DVD
Flick、FAVC及び
Avi2DvdでDVD化しようと試みたが出来なかった(VirtualDubでAVI に変換した後にDVD
化するAVI2ISOでは可能)。
なお、「MediaCoder」や「TMPGEnc 3.0 XPress」等でWMVを一旦AVI に変換した後なら、
DVD化する事は出来るが余分な変換過程だ。
一方、Automate unDRMのDecryptItでDRMを解除したファイルは、上記のDVDオーサリ
ングツールで直接DVDに変換する事が可能だ(ここを参照)!
(4) Avivo Video Converterの素材としては不適だ
DRMを解除したGyaOのASFファイルを、HDDメディアプレイヤーMOVIE COWBOYでTV視聴
する為に、Avivo Video Converterを使って手っ取り早くMPEG2ファイルに変換しようと
試みたが、結果は(3)と同じだった(ここを参照)。
GyaO番組を再利用したいのであれば、WMP11にアップグレードしない方がよい。
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