本文へジャンプ

日立ディスプレイズがIPS液晶パネルに81億円の追加投資,2009年度に25%の増産

2008/05/13 21:29

 日立ディスプレイズは2008年5月12日,中小型のIPS(in-plane switching)方式の液晶パネルの生産能力を増強すると発表した(発表資料)。携帯電話機向けやデジタル一眼レフ・カメラなどに向けたIPS方式液晶パネルの需要拡大を受けて決定したもの。投資金額は約81億円。今回決定した投資は,2007年9月に決定した約86億円のIPS方式液晶パネルの生産能力増強に対する追加投資となる。

 この結果,同社が2007年度〜2008年度に行う同方式の液晶パネルへの設備投資は合計167億円になる。第4世代の基板サイズ換算で2007年度に1カ月当たり約8万枚だった基板投入能力が,2009年度までに約25%増加し,1カ月当たり約10万枚にできるという。

 日立ディスプレイズは現在,2007年9月に決定した約86億円の設備投資で,IPS方式液晶パネルの性能向上と千葉県茂原市にあるIPS方式液晶パネル工場の生産能力の増強を進めている(Tech-On!の関連記事)。

 IPS方式液晶パネルは,ワンセグ対応携帯電話機の普及やデジタル一眼レフ・カメラの需要拡大などに伴い,テレビ向けの大型パネルに加えて,中小型パネルの需要が高まってきているという。

この記事に関連するページ

詳細検索

by Annex記事評価・コメント

記事評価
とても参考になった 0
まあ参考になった 0
ならなかった 0
 投票総数:0
コメントを書く

投稿にはAnnexでニックネームなどの簡単な設定が必要です。
ログイン/新規登録Annexとは?


ヘルプ

この記事へのコメント
    編集部への連絡

    記事中に誤りなど,編集部へのご連絡にはこちらの入力画面をお使いください。

    • テーマサイト記事ランキング
    • Annexユーザーが選ぶ注目記事

    産業動向オブザーバ のさらに過去の記事を検索

    キーワードから検索


    詳細検索

    過去の 産業動向オブザーバ の記事を月別で表示
    2008年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2007年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2006年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2005年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2004年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2003年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2002年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2001年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2000年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1999年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1998年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1997年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12


    産業動向オブザーバ 最新ニュース

    さらに過去の記事を検索
    2008年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2007年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2006年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2005年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2004年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2003年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2002年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2001年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    2000年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1999年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1998年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
    1997年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

    コラム一覧最新Tech-On!コラム