客が残した料理を別の客に提供していた問題が明らかになった高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区、湯木佐知子社長)が、大阪府内の料亭など約160社でつくる「府料理業生活衛生同業組合」を退会したことが14日、分かった。同組合は10日に開催した理事会で、一連の問題を受けて船場吉兆の退会が妥当と判断。14日に退会を勧告し、湯木社長が「ご迷惑をおかけしました」と退会を表明したという。