県医療政策課は、県医師会の協力を得て「お子さんの急病対応ガイドブック」を作成した。計4万5000部で、保育所、幼稚園や市町村、小児科・産婦人科などを通じて、6歳以下の子どもの保護者に配布する。
子どもの発熱やおう吐など主な症状別の対処方法や、夜間・休日などの診療時間外に医療機関を受診するかどうかの判断の目安などがまとめられる。たとえば38度以上の熱を出した場合、「生後3カ月未満」「同3カ月~6カ月」など場合分けを行い、きめ細かな対応策などを知ることができる。内容は県ホームページにも掲載する予定。
県医療政策課では「保護者の方に、お子さんの病気のケアや育児の参考として活用いただければ」と話している。【深尾昭寛】
毎日新聞 2008年5月13日 地方版