市職員、運転の合間にカップ焼酎 危険運転致傷罪で起訴2008年05月14日08時15分 北九州市職員による飲酒運転事故で、福岡地検小倉支部は13日、北九州市日明(ひあがり)環境センター職員・田本幸夫容疑者(58)を危険運転致傷罪で起訴した。送検時の容疑は自動車運転過失致傷と道路交通法違反(酒酔い運転)だったが、その後の調べで運転の合間に飲酒していたことが判明したため、「悪質性が高い」と判断した模様だ。 起訴状などによると、田本容疑者は4月22日午後0時15分ごろ、自宅近くの市道で軽乗用車を運転中、道路脇の塀にぶつかり交通標識を倒した後、市内の男性(66)の乗用車と衝突。男性に約2週間のけがを負わせたとされる。 福岡県警によると、田本容疑者はアルコール性肝炎治療のため車で病院に向かう途中、自宅近くの酒店でカップ焼酎4本(計800ミリリットル)を購入。約8キロ運転する間に病院やショッピングセンターなどの駐車場で1本ずつ飲んだとみている。飲酒検知では呼気1リットルあたり0.9ミリグラムのアルコール分が検出されたという。 調べに「ぶつかるまで意識がはっきりしていなかった。事故のこともよく覚えていない」と話しているという。 PR情報この記事の関連情報社会
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