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05/13-13:07--「完全民営化は課題多い」石井知事 チボリで改めて強調

 倉敷チボリ公園(倉敷市寿町)の来年1月以降の在り方をめぐる問題で、岡山県の石井正弘知事は13日の定例記者会見で、同公園を運営するチボリ・ジャパン社(チ社、坂口正行社長)の14日の取締役会で、完全民営化案も議論される見通しを示したが、同案については改めて否定的な見解を述べた。  石井知事は取締役会での議論について「一部の取締役が示す完全民営化案も議論されるものと考えている」と指摘。一方で同案については「否定するものではないが、県の支援や関与を受けずに安定経営ができるのか、公園用地の確保や県と倉敷市の出資金をどうするのか、前提とするチボリ・インターナショナル社との再契約が可能なのか、多くの課題がある」と改めて強調した。  当日の県側の主張については「どのような議論になるかは不透明で何とも申し上げられないが、(民営化案を)県に聞かれれば、多くの課題があると申し上げる」と説明。土地返還については「会社そのものの在り方にかかわるので、5月下旬の取締役会で真剣に議論した上で方向を決めていただきたい。個々の取締役の意見がどのようになるかに懸かっている」と述べた。  チ社の取締役会は今月下旬にも予定されているが、議論をより深める必要があるとして、急きょ14日にも設定された。

アンデルセンフェスティバル倉敷チボリ公園www.okanichi.co.jp/oktivoli.html

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