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	石材店経営者死亡　殺人事件と断定
	淀川水系流域委員会に「ダムは必要」と国が反論
	大阪府の人件費　削減総額は３５０億円
	大阪市職員が不正勤務　１２１人を処分
	奈良県の「総合周産期母子医療センター」が完成　２６日から稼動へ
	東灘の６１歳男性殺害　被害者宅から血の付いた刃物
	覚せい剤所持　桜井市職員ら２人逮捕
	舞鶴・女子高生殺害　防犯カメラに自転車の男と二人で
	障害者が「府の改革案」見直しを訴える
	府職員の給与　「能力評価」に見直しへ
	首に絞殺の跡　奈良・石材店経営者の遺体

最終更新日時：2008年5月14日 00:26

石材店経営者死亡　殺人事件と断定

谷本さんの遺体がみつかった現場

奈良県桜井市の石材店で経営者の男性が遺体で見つかった事件で、男性は何者かに首を絞められて殺害されてたことが分かりました。この事件は１２日、桜井市の石材店「谷本石材」の敷地内で経営者の谷本雅道さん（６１）が死亡しているのが見つかったものです。解剖の結果、死亡推定時刻は１２日午前０時頃から７時頃で死因は首を絞められた事による窒息死でした。首には幅５ミリ程の紐で締めた跡があり、警察は殺人事件と断定しました。また、谷本さんの遺体には数枚のカーペットや人工芝などが全身を覆うように被せられていた事も分かりました。谷本さんは１１日午後１時頃に遺体発見現場に近い事務所に立ち寄って以降の足取りが分かっておらず、警察では別の場所で殺害され、現場に捨てられた疑いが強いと見て調べています。

( 2008/05/14 0:26: 更新)

淀川水系流域委員会に「ダムは必要」と国が反論

先月、「ダム建設は不適切」との意見書を出した淀川水系流域委員会に対し、国土交通省はダム建設の方針を変えないとする強い反論を行いました。国の諮問機関・淀川水系流域委員会は大戸川など４つのダムについて、「建設の実施は適切でない」との意見書を提出しました。しかし、国土交通省は１３日の会議でダムの代替として委員会が求めた、「水が乗り越えても壊れにくい堤防」の建設を、強く否定しました。合わせて、堤防整備費用に３６００億円かかる試算を示し、ダムでしか住民の安全が守れないとしています。きょうの委員会で国土交通省近畿地方整備局谷本光司河川部長は「越水しても壊れない堤防を作る技術を我々は持っていないからそのためには越水しないようにダムを作らんといかん堤防を丈夫にすることとダムとは比べる相手になってない」と述べました。国土交通省は委員会が否定したダム建設の方針を残し、夏ごろまでに河川整備計画を立てる予定です。

( 2008/05/14 0:21: 更新)

大阪府の人件費　削減総額は３５０億円

職員研修で「能力評価の強化」を示した橋下知事

大阪府の橋下知事がめざす１１００億円の予算削減案で、人件費カットの総額が３５０億円にのぼることが明らかになりました。
府の案によりますと、給料の減額率は知事が３０％・管理職は１２％となっています。管理職以外は、若年層に配慮して４％～１０％の削減としています。また退職手当は５％の減額で、削減総額は３５０億円です。府はことし８月から実施する方針で、今週にも労働組合と協議を始める予定ですが、強い反発がありそうです。
また、橋下知事は１３日の職員研修で、評価制度を見直し、能力に応じて給与にはっきりと差をつけたい意向を示しました。大阪府では現在、職員にＡ～Ｅまでの評価をつけて給与やボーナスの額を決めていますが、知事は「頑張っている人とそうでない人が一緒では、組織が活性化しない」と話し、評価をさらに厳しくしたい考えです。
一方、府民や職員だけに痛みを強いるわけにはいかないと、府議会も議員報酬の削減にむけ動き出しました。議員報酬が月に９３万円と全国で４番目に高い水準の大阪府議。与党の自民・公明は、自らの報酬を引き下げることで合意しました。与党会派は１１２人の定数についても削減する方針で、７月議会で条例改正案を提出する見通しです。

( 2008/05/13 19:50 更新)

大阪市職員が不正勤務　１２１人を処分

懲戒免職になった職員の勤務先（大阪・平野区）

実際には勤務していないのに他人に頼んでタイムカードを打ってもらったり、不正に忌引き休暇を取得したりしたとして、大阪市は職員１２１人を懲戒処分しました。このうち１人は、３年以上にわたりほぼ毎日、勤務を中抜けしてプールに通っていたとして懲戒免職処分を受けました。
懲戒免職処分を受けたのは、大阪市建設局東南工営所に勤務する４０歳の男性職員です。大阪市によりますと男性職員は１０年前、職務中にケガをしたことをきっかけに許可なく勤務を抜け出し、リハビリと称して近くのスイミングプールに通うようになりました。２００４年からは、ほぼ毎日勤務を１時間半ほど抜けてプールに通っていました。男性職員はケガを理由に現場の仕事を離れ、倉庫で資材管理を１人でしていたため、周りの職員は気づかなかったということです。大阪市建設局東南工営所・嶋岡秀二郎副参事は「行動がおかしいという情報があり、男性職員の後をつけると自転車で外へ出て行ってしまった。スポーツクラブのガラス越しに彼がプールに入っているのが見えた。ケガのことがあり、勤務に配慮をしたことで彼だけ単独の行動になってしまった。結果的に、彼の動向をきちんと把握できない結果となり反省している」と話しています。大阪市は、不正にタイムカードを打ったり忌引休暇を取得したりしたとして、この男性職員を含む職員１２１人を懲戒処分にしたと発表しました。大阪市では「今まで以上に職員の規律の確保に努めたい」とコメントしています。

( 2008/05/13 20:02 更新)

奈良県の「総合周産期母子医療センター」が完成　２６日から稼動へ

公開されたセンター（奈良・橿原市）

奈良県で危険性の高い妊婦や乳幼児を集中的に診る「周産期母子医療センター」が完成し、本格的な稼動を前に、内覧会が行われました。
１３日、内部が公開された総合周産期母子医療センター。出産に危険性を伴う妊婦や乳幼児の救急搬送に対応するため、県立医大病院の中に作られた専門的な病棟です。奈良県ではおととしから去年にかけて、妊婦が複数の病院に搬送依頼を拒否されて死亡したり、死産したりする問題が相次ぎました。これまで県では専門の委員会を立ち上げ、再発防止に向けた取り組みを実施。１１月には、周産期センターの新設を含めた県の産科医療改善の基本構想を作りました。構想から半年、センターは今月２６日に稼動の日を迎えることとなったのです。荒井知事は「相当、飛躍的に体制が充実したと思う。奈良県で難産に対応できる体制を目指してきた」と話しました。しかし問題は残ります。フル稼働に向けては看護師の数が依然として２３人足らず、今後も採用を続けなければならないのです。榊病院長は「今のところ２３人のカバーは難しいが、できるだけ早く増員を図り、フルオープンにこぎ着けたい」と話しました。

( 2008/05/13 19:50 更新)

東灘の６１歳男性殺害　被害者宅から血の付いた刃物

事件現場（神戸・東灘区）

神戸市東灘区で一人暮らしの６１歳の男性が殺害されているのが見つかった事件で、被害者の部屋から凶器と見られる「血のついた刃物」が見つかっていたことが分かりました。
この事件は１２日午後、東灘区住吉本町のマンションの一室で、一人暮らしの無職・毛利義一さん（６１）が胸を刃物で刺されるなどして殺害されていたのが見つかったものです。警察の調べによると、遺体の上には布団が掛けられていたほか、敷き布団の下からは凶器とみられる血のついた刃物が押し込まれたような状態で見つかっていたことが新たに分かりました。また毛利さんは後ろ手に手錠をはめられていて、仰向けの状態だったことも新たに分かりました。遺体が見つかった時には玄関には鍵がかかっていたことなどから、警察では、犯人がベランダなどから侵入して毛利さんの自由を奪った後、殺害した疑いが強いと見て調べています。

( 2008/05/13 19:51 更新)

覚せい剤所持　桜井市職員ら２人逮捕

捜索を受ける桜井市のゴミ処理施設の職員の職場

奈良県桜井市の職員ら２人が覚せい剤を同僚から譲り受けたとして、１２日に逮捕されたのを受け、奈良県警はこの職員らの職場を捜索しました。捜索を受けたのは、桜井市にあるゴミ処理施設「グリーンパーク」です。桜井市環境部職員の梅谷辰則容疑者（２７）と、同じ職場の元職員の松田広宣容疑者（３１）は、すでに逮捕、起訴されている元同僚の木村健被告(３５)から覚せい剤を譲り受けたとして、覚せい剤取締法違反の疑いで１２日、逮捕されました。これまでの調べで、２人はいずれも木村被告から覚せい剤を受け取っていて、梅谷容疑者は木村被告に２０万円を貸していたことから、その見返りに無料で譲り受けたとみられています。調べに対し、２人は覚せい剤の使用を認めているということです。

( 2008/05/13 14:27 更新)

舞鶴・女子高生殺害　防犯カメラに自転車の男と二人で

防犯カメラには「自転車を押す男の後ろを、ついて行く女の子の姿」

京都府舞鶴市で女子高校生が殺害された事件で、遺体発見現場近くの防犯カメラに、自転車を押す若い男性とその後ろを歩く女子高生とみられる女性が映っていたことが分かりました。この事件は、舞鶴市の高校１年生小杉美穂さん（１５）が今月７日の未明に殺害され、雑木林の中で遺体で見つかったものです。遺体発見現場からおよそ３キロ離れた自衛隊の防犯カメラに７日未明、若い男女二人連れの姿が映っていましたが、警察は映像を解析した結果、女性が服の特徴などから美穂さんであるとほぼ断定しました。さらにＦＮＮの取材で、遺体発見現場からおよそ１．６キロ離れた会社の防犯カメラに、７日午前１時ごろ、自転車を押しながら歩く若い男性と、その後ろを歩く美穂さんとみられる女性が映っていたことが分かりました。映像を見た会社関係者は、「自転車を押した人が先に出て、後から女の子が１～２メートルぐらい後ろをついて行っていた。（自転車を押していたのは）男やと思う」と話しています。捜査本部はこの映像の解析を進め、若い男性の特定を急いでいます。

( 2008/05/13 12:44 更新)

障害者が「府の改革案」見直しを訴える

参加者３０００人が「人間の鎖」で大阪府庁むを取り囲む

大阪府の財政再建案の見直しを求めて障害者ら３０００人が、府に対して要請行動を行ないました。大阪城公園には障害のある人やその支援者などおよそ３０００人が集まり、改革案の見直しを訴えました。府の改革案は、障害者の医療費やグループホームなどへの助成費も、カットや廃止を打ち出していて、今年度、障害者福祉だけで１３０項目以上１６億円の削減を見込んでいます。参加者らは改革案の見直しを求め、要望書を大阪府に提出しました。そして、参加者ら３０００人は大阪府庁を取り囲み、改革案は容認できないと訴えました。

( 2008/05/13 14:22 更新)

府職員の給与　「能力評価」に見直しへ

「能力評価で組織を活性化する方針」と語る橋下知事

大阪府の橋下徹知事は職員への研修の中で、来年度からの給与制度を「能力評価」に応じて見直す方針であることを明らかにしました。１３日、橋下知事は今年度新たに課長職についた約１２０人の職員を対象に研修を行いました。橋下知事は訓示の中で、人件費のカットについては期限を設けるとする一方で、来年度からは「能力評価」に応じて、給与に差をつけるよう制度を見直す方針であることを明らかにしました。そして、橋下知事は「頑張っている人と、そうでない人が一律では、組織が活性化しないのではないか」と話しました。今年度の人件費については、３００～４００億円の削減を目標に給与や退職手当などのカットも含めて検討されています。

( 2008/05/13 12:34 更新)

首に絞殺の跡　奈良・石材店経営者の遺体

殺人事件の可能性もあるとみて本格捜査へ（奈良・桜井市）

１２日午後、奈良県桜井市の石材店で、死亡していた経営者の男性の首にひもで絞められたような跡があり、警察は殺人事件の可能性もあるとみて現場検証を行っています。警察は１３日午前９時過ぎから、男性の遺体が発見された石材店の現場検証を始めました。この事件は１２日午後、桜井市の石材店「谷本石材」の敷地で、経営者の谷本雅道さん（６１）が死亡しているのを、妻（６０）が発見したものです。調べによりますと、谷本さんの顔には血痕のようなものが付着し、首に紐で絞められたような跡があったということです。谷本さんは１１日の朝に、「仕事に行く」と言って家を出てから帰宅していませんでした。また、現場から９００メートル離れた路上で、谷本さんの車が施錠され放置されていましたが、荒らされた形跡はなかったということです。警察は、殺人事件の可能性もあるとみて捜査本部を設置して調べています。

( 2008/05/13 12:25 更新)

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