舞鶴女子高生殺害、現場で毛髪採取
京都で高校1年の女子生徒が殺害された事件で、遺体が発見された雑木林で複数の毛髪が見つかりました。警察は、犯人のものが混じっている可能性もあると見て調べています。 小杉美穂さんの遺体は京都府舞鶴市の川沿いの雑木林で見つかり、バッグや衣類、携帯電話などが川の中や対岸に散乱していました。 警察は連日現場付近の捜索を続けていますが、複数の毛髪が遺体発見現場で見つかっていたことが新たにわかりました。 遺体発見現場は、今もブルーシートで覆われています。見つかった毛髪は美穂さんの遺体のそばで複数散らばっていたということです。現場は普段人が立ち入るような場所ではないことから、警察は犯人のものが混じっている可能性もあると見て鑑定を急いでいます。 一方、防犯ビデオの映像から、美穂さんは6日の午後11時50分頃、ガソリンスタンドの前を1人で歩いていたと見られています。この後、現場に向かったと見られますが、その途中にある自衛隊の施設とガラス工場の防犯カメラに、美穂さんと見られる女性が男性と歩いているところが映っていました。 また、この近くに住む女性が7日未明、若い女性の話し声を聞いたということです。 「女性の声が午前0時30分から午前1時47分に聞こえた。携帯電話で話しているのか誰かほかにそばにいて話しているのか会話を聞いた」(近くに住む女性) 警察は、美穂さんが男性と待ち合わせをして現場まで行ったと見て調べています。(13日18:14)
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