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　北九州市で昨年１２月、タンクローリーにひかれ女性が死亡した事故で、福岡県警小倉南署は１２日、事故直前に女性の首を絞めたとして殺人未遂の疑いで、北九州市小倉北区真鶴、無職末雅晶容疑者（２７）を逮捕した。

　末容疑者は「首を絞めたのかどうかよく覚えていない」と話しているという。県警は首を絞めたことと事故の因果関係を詳しく調べ、殺人容疑も視野に捜査している。

　調べでは、末容疑者は昨年１２月２日、北九州市小倉南区下曽根４丁目の国道１０号で知人の渡辺佳代さん（当時３５）の首を両手で絞め、殺害しようとした疑い。渡辺さんは横断歩道上にうずくまっていたところをタンクローリーにひかれ死亡。末容疑者もひかれ、足を骨折する重傷を負った。

　渡辺さんの首には圧迫されたあとがあり、「男が馬乗りになっていた」などの目撃情報から、県警が末容疑者の回復を待って事情を聴いていた。末容疑者は渡辺さんが勤める飲食店の常連で、事故当日は一緒に酒を飲んでいた。

　［2008年5月13日2時47分］

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渡辺佳代

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