Unixのコマンドラインで使えるちょっとした小技をまとめた『Unix Comman-Line Kung Fu』
May 12, 2008 7:42 PM written by Gen Taguchi
これは良い文書。毎年Unixをいろいろな人に教えているコンサルタント、HalさんのプレゼンテーションがScribdで公開されていました。初心者が覚えるべきちょっとしたコマンドの小技がまとまっています。
たくさんの技があるのですが、個人的にぐっときたポイントをメモ程度にまとめておきます。興味のある方は是非全文読破してください。
- 矢印でコマンドヒストリー
- CTRL+Rでコマンドを検索
- !!、!-2、!47
- !$
- !*
- !/etcと:pオプション
- ^A^B
- findいろいろ
- headやらtailやら
上下の矢印キーでコマンドの履歴を表示させることができますね。これは知っている人は多いのでは。
こちらはちょっと便利。コマンドの履歴から検索して、「あの、前にうったやつを・・・」を再び呼び出すことができます。違うホストで動くMySQLにログインしたときのコマンドとかうつのめんどいっすよね。
コマンドの履歴はhistoryで見れますが、直前のを呼び出したいときは!!でOKですね。またもう一つ前のやつは!-2、historyコマンドで47番目に出てきた奴は!47で指定することができます。
!$は前回うったコマンドの最後の引数(いんすう、じゃないよー)ですね。コマンド間違えたときにもう一度ファイル名を打ち直す、なんてときに便利す。
!*は最後だけじゃなくて、全部の引数を表します。こちらも知っておくと便利。
/etcからはじまるコマンドを再度打ちたい場合は、!/etcでOKですね。でもわかっていればいいですが、いきなりこうやって大変なことになることもあるかもしれません。そこで!/etc:pとしておけば、まずはどのコマンドを実行されるかを表示してくれます。これで確認しておいて実行させればよいですね。
前回のコマンド中、AをBに置き換えてくれるというコマンドですね(1回だけ)。ちなみに^Aだけだと、Aだけを消去して前回のコマンドを実行してくれます。これも覚えておくとよいかも。
文法がやたら覚えにくいFindですが、これもうまいことまとまっています(最後の-printってわかりにくいすよね)。
↑ サイズや名前でファイルを検索する場合の文法。
あるファイルの最初か最後だけを見られるhead、tailも覚えておいた方がいいですね。tail -fなんかは特に便利。
↑ このぐらいの技は覚えておきましょう。
他にもsortやawkを使った小技などが満載ですね。かなり勉強になりました。興味のある人ははやめに印刷しておくといいかもしれません。
Info: Lifehacks |
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