<中国株>13日=反落、地震で経済混乱懸念、医薬・建機は特需期待で買い
2008年5月13日(火)17時6分配信 Record China
-PR-
12日の四川省を震源とした大型地震による経済活動への影響が懸念された。中でも地震の被害規模が徐々に明らかになってきた通信・メディア株、保険金の支払い増が予想される保険株の下げがきつかった。中国人民銀行(中央銀行)が前日、預金準備率を引き上げると発表したことを嫌気して銀行株も下げた。
もっとも指数は下げ渋った。地震の復興特需の期待からセメント、鉄鋼、建機株が逆行高。医薬品株も被災地での需要増が連想されて上昇した。
外貨建てのB株相場は、上海B株指数が前営業日終値比1.735%安の253.360ポイント、深センB株指数が同2.436%安の546.420ポイントで引けた。
上海・深セン両証券取引所ではこの日、四川・重慶企業66社が地震の影響で売買を停止した。(翻訳・編集/HI)