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アマミノクロウサギ、体長190センチ

2008年04月21日06時10分

 鹿児島県の奄美大島と徳之島だけに生息するアマミノクロウサギの保護啓発のため、環境省奄美野生生物保護センターがクロウサギの着ぐるみをつくった。

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クマのようなアマミノクロウサギの着ぐるみを怖がる子ども=鹿児島県大和村の環境省奄美野生生物保護センター

 クロウサギの被害は、野生化した犬や猫、自動車事故などの人為的な要因で急増。「親しみをもって保護の大切さを理解してもらえる」との発想で着ぐるみとなった。

 だが、体長190センチで黒い毛で覆われ、つめも鋭い。クマと勘違いして震える子どもも。担当者は「実物を知ってほしいと思い、リアルに作り過ぎたかも」と苦笑い。

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