表記いろいろ
えぬえいちけーしんようじようごじてん
NHK新用字用語辞典
社会の変化に合わせた生きている新しいことばを各分野から選び、収録語数約3万5千語と豊富な用例、付録に常用漢字一覧、人名用の漢字、ローマ字のつづり方、現代仮名遣いほかを収載。
第2版と第3版を比較したところ次の点が変更されたようです。
基本的には、第2版の41ページに書かれている「日本新聞協会が新たに採用した常用漢字並みに扱う表外字」がそのまま採用された模様。ただし、次の点に御注意ください。
- 手作業のため見落としがあるかもしれません。
- 誤りがあったとしても責任はとれません。
- 本文の用例集以外は見ていません。
- 闇(やみ)
- 闇、暗闇、真っ暗闇、闇市、闇討ち、闇取引、闇値、闇夜、夕闇、宵闇(※「むやみ」は平仮名)
- 鍋(なべ)
- 鍋、ちゃんこ鍋、手鍋、土鍋、鍋底、鍋ぶた、鍋物、鍋焼き、寄せ鍋(※「よなべ」は別)
- 牙(ガ、ゲ、きば)
- 牙、牙城、歯牙、象牙、毒牙
- 瓦(ガ、かわら)
- 瓦、鬼瓦、瓦解、瓦版、瓦ぶき、屋根瓦(※「がれき」「れんが」は別)
- 鶴(カク、つる)
- 鶴、折り鶴、千羽鶴、丹頂鶴(※「つるはし」は平仮名)
- 玩(ガン)
- 愛玩、玩具、玩味
- 磯(いそ)
- 磯、荒磯、磯魚、磯釣り(※「いそぎんちゃく」は平仮名)
- 臼(キュウ、うす)
- 臼、石臼、臼歯、脱臼、ひき臼
- 脇(キョウ、わき)
- 脇、脇息、小脇、関脇、脇差し、脇机、脇付け、脇腹、脇見、脇道、脇目、脇役(※「わきげ」「わきのした」は別)
- 錦(キン、にしき)
- 錦、錦絵、錦のみ旗(※「にしきごい」「にしきへび」は別)
- 駒(ク、こま)
- 駒、駒げた、手駒、持ち駒
- 詣(ケイ、もう)
- 詣で、詣でる、神詣で、参詣、造詣、初詣で
- 拳(ケン、こぶし)
- 拳、空拳、拳銃、拳闘、拳法、太極拳、鉄拳、握り拳(※「げんこ」「げんこつ」「けんだま」「じゃんけん」は別)
- 鍵(ケン、かぎ)
- 鍵、合鍵、鍵穴、鍵っ子、鍵盤、白鍵
- 虎(コ、とら)
- 虎、虎口、虎視たんたん、虎刈り、虎の子、虎の巻、猛虎
- 虹(コウ、にじ)
- 虹、虹彩(※「にじます」は別)
- 尻(しり)
- 尻、尻上がり、尻馬、尻押し、尻切れ、尻込み、尻下がり、尻すぼまり、尻ぬぐい、尻抜け、尻もち、台尻(※「しりとり」「しりめ」「だんじり」「ちょうじり」「めじり」「やじり」は別)
- 柿(シ、かき)
- 柿、甘柿、柿渋、くし柿、渋柿、熟柿、つるし柿、干し柿
- 餌(ジ、え、えさ)
- 餌、生き餌、餌食、餌付け、擬餌ばり、すり餌、練り餌、まき餌、薬餌
- 腫(シュ、は)
- 腫れ、腫らす、腫れる、腫れ上がる、筋腫、血腫、泣き腫らす、肉腫、肺気腫、腫れ物、浮腫(※「しゅよう」は別)
- 袖(シュウ、そで)
- 袖、袖口、袖丈、袖幕、筒袖、留め袖、長袖、半袖、振り袖、領袖
- 須(ス)
- 急須、必須
- 誰(だれ)
- 誰
- 腺(セン)
- 汗腺、甲状腺、耳下腺炎、腺病質、前立腺、乳腺、分泌腺、へんとう腺、リンパ腺、涙腺
- 曽(ソウ、ソ)
- 曽祖父、曽孫、未曽有
- 枕(まくら)
- 枕、歌枕、腕枕、草枕、氷枕、高枕、手枕、波枕、箱枕、ひざ枕、枕木、枕ことば、枕もと、水枕、夢枕
- 賭(ト、か)
- 賭け、賭け事、賭ける、賭博
- 瞳(ドウ、ひとみ)
- 瞳、瞳孔
- 頓(トン)
- 整頓、停頓、頓狂、頓挫、頓死、頓着、頓服薬、無頓着(※「とんち」「とんちんかん」は別)
- 丼(どんぶり、どん)
- 丼、親子丼、天丼
- 汎(ハン)
- 汎用
- 斑(ハン)
- 斑点
- 釜(かま)
- 釜、後釜、釜飯、釜ゆで、茶釜、初釜
- 謎(なぞ)
- 謎、謎解き
- 妖(ヨウ)
- 妖えん、妖怪、妖気、妖精
- 嵐(ラン、あらし)
- 嵐、砂嵐、花嵐
- 呂(ロ)
- 風呂、語呂、風呂敷、蒸し風呂
- 証(あか)
- 証し、証す
- 粋(いき)
- 粋がる、小粋
- 癒(い)
- 癒える、癒やし
- 描(か)
- 描く、絵描き
- 要(かなめ)
- 要
- 応(こた)
- 応える、手応え、歯応え、見応え、読み応え
- 鶏(とり)
- 一番鶏、風見鶏、地鶏、鶏肉(※「おんどり」は別)
- 館(やかた)
- 館
- 委(ゆだ)
- 委ねる
関連記事:
むやみ
よなべ
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がれき
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おんどり
参考文献:
関連サイト:
投稿者: aiba 投稿日:2005年4月2日(土) 閲覧回数:4710