探偵コミュニティ列島24時

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◆06/01更新◆

 

 

マックカードを使い少年を事情聴取しまくる成城警察署




世田谷一家殺人事件が発生してから7年が過ぎた。
その裏側で、またしても警察の失態が起こっていたのだ。未だ捜査は続行しているとみられる成城警察署。依然として泰然自若なままだ。事件発生当初、世田谷警察署に捜査本部は置かれていたが、現場の管轄割で成城警察署に委託される事となった。近年、世田谷区の刑事事件は多発、検挙率は低下、いわゆる、人手不足も重なった訳だ。


先日世田谷警察署に仕事で行った際強行犯2係でこんな話を耳にした。
「成城のPS(ポリスステーション、警察署の略)でまた配ってるらしいですよ。」
一体何の事だ?記者クラブの知り合い等にも聞いてみると、「マックカードだよ。」
マクドナルドのカード?
世田谷一家殺人事件の捜査は一向に進展しておらず、日にちもまばらに、度々行われた鑑識班の捜査で「スケートボードのデッキの粉」と「スプレー缶の成分」が出た、というのだ。事件現場の周囲は落書きも多く、スケーターも無数に通る。その中でそれらの成分が検出されたとしているのだ。それを裏付ける物は無く、刑事らは通る少年らを連行し、事情聴取だといい拘束していた。成城警察は聴取が終わると、情報料と言う名の侘び料を手渡していたのである。

「マックカード¥3000」分。



少年らは何のいわれも無く何時間も拘束され、やってもいない殺人の罪を着せられそうになる。範囲を広げて調査すると、アメリカでFBIに別件逮捕された中国人が世田谷一家殺人事件について、信憑性のある自供をしたと言う。警察庁本部は確実にその情報を受けている筈だった。何時になれば遺族に伝わるのか。成城警察の取り締まりは、体裁だけの、冤罪すれすれの行為だ。現金は渡せない、が、カードなら商品券同様。事なかれ主義は日本の体質だ。近隣で滑っていたスケーターに教えてもらい、何人か取り調べられた少年から供述を得られた。
「昼飯抜きで6時間調べられて、帰りに偉い奴っぽいのが来て、こっそり手に握らされたんすよ。もう、スケート辞めました。マジ懲りましたよ。」
少年は18歳だった。子供達の希望を奪っているのはいつでも大人達だ。

世田谷で強盗殺人事件が発生し、世田谷警察署に戻った。深夜動きを張っていると、受付の電話が鳴った。
「おじいちゃん、世田谷一家の事件はこっちじゃなくて、成城警察なんですよ、ハイ?具合が悪い?じゃ、救急に電話しますか?はいはい、はい?用が無いなら電話しないで下さいね。ハイ、じゃ失礼しますね。なんだよ、また暇潰しの電話だよ。多いんだよな〜爺さん婆さん。」
きっと遺族も嘆く事だろう。いい加減にして欲しい。不祥事も、税金の無駄遣いも、お年寄りに不親切なのも。


(千)

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この記事に対するコメント
世田谷一家殺人事件とは無関係ですが、成城警察の管轄に住んでおり、つい先ほどとても腹が立った取締りに出会ったため、ここに書かせていただきます。
世田谷に40年住んでいますが、なるべく自動車ではなく自転車を使うようにしてきました。今日、午前10時の歯科医の予約のため道路を走行していましたら、とある小さな交差点付近で、大勢の警察官がたむろしていました。道路の真ん中で写真撮影をしている警官もいて、走行の邪魔になってもいましたので、スピードを落とし、何か事件が起きたのかと、つい警官達が見ている先の方に気をとられていました。すると、その中の一番若い警官と目が合い、合った途端に停まれという合図をされ、「一旦停止違反です」と言われました。
これまで生きてきて、子ども時代も含めて、自転車を警官に止められたのはランプが切れていた時だけでしたので、「一時停止?」と驚いてしまいました。
もちろん、自転車事故が増えていることや、道路に書かれている停止表示は自家用車のみならず自転車にも適用されることはわかっていますが、「警告です」と言いながらいきなり調書(キップ)を取ろうとされたのには違和感がありました。
まず、警告の段階として、注意と個人情報及び指紋までを取る調書の違いが当然あると思うのですが、一時停止をしないという人間に、それだけで調書になる理由が説明されず、現場の警官の気ままな選択に任されているだけだという事です。
自動車のように点数や罰金がないので、調書を取れば取るほど警官のポイントが上がるのかどうかは知りませんが、少なくともその日のその時間にその警官が「仕事をしました」という証拠にはなるでしょう。そして、目が合った時に、私がいかにも主婦っぽい風体ですし、午前10時に走行していることから暇に見えたのでしょうか、この人間なら調書を取りやすいと判断したのではないか、と勘ぐってしまいます。
「罰金はありませんが違反は違反ですから」と、名前、住所、電話番号、車体登録番号に加えて、その調書に書いてある事も提示しないままに署名をさせた上に、指紋を押せと言われました。
指紋の段階で怒りが頂点まで込み上げ、拒否しましたら「面倒なことになりますよ!」と言われたので「脅迫するんですか?」と尋ねました。その押し問答の間に、一時停止のところで完全停止する自転車は1台もないまま、次々に横をすり抜けていきました。
そこで、「どうしても必要なら三文判でいいですか?」と訊くと、いいというので、歯医者が終わったら家からとってきますと言い残し、1時間後に現場に行くと、あれほどいた警察官は1人もいませんでした。
暇な時に成城警察まで行こうとは思いますが、自転車がらみでは他にも、止めて買い物をしていた店の前から勝手に違法駐輪エリアに動かされて、それを撤去されたのですが、盗難届けを出したのが撤去よりも数分遅かったため、撤去の事を知らなかったのに盗難届けを受け付けてもらえず、取り戻すのに3千円を支払わなければならなかったなど、本当に自転車ライフを送るのに厳しい状況になってきています。
何だかつくづく、警察が向かっている取締り強化の方向が的外れになっていくような気がして、普通の市民が行き難い世の中です。
(2008/01/17 12:26) 投稿者:田村実子
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