舞鶴高1殺害 遺体の足裏に土2008年05月13日15時01分 京都府舞鶴市の朝来(あせく)川沿いの雑木林で府立高校1年の小杉美穂さん(15)が遺体で見つかった事件で、小杉さんの足の裏から、歩いた際に付着したとみられる遺体発見現場付近の土が確認されていたことが府警の調べでわかった。遺体や着衣の状況から、府警は対岸の道路上から小杉さんが河原に突き落とされたとみており、現場周辺には体を引きずったような形跡もないことから、府警は小杉さんが転落した後も、逃れようとしたか、脅されて、現場まで歩いたという見方を強めている。 調べでは、小杉さんの遺体に着衣はなく、土や枯れ葉で体全体が覆われていたが、両足の裏には裸足で歩いた際についたとみられる複数の細かな傷があり、傷には付近の土がめり込むような形で付着していたという。 また、遺体の頭部には鈍器で殴られたような複数の傷や骨折があったが、後頭部には鈍器によるものとは異なる強打した痕跡があったこともわかった。 これまでの調べで、はいていたジーンズの傷や体の擦り傷の分析から、府警は小杉さんが川沿いの道から、頭を下にして河原に転落したとみており、後頭部の跡はその際にできたとみられる。 小杉さんが自宅を出た際にはいていたとみられるサンダルは川の中で見つかっており、転落した際に脱げ落ちた可能性があるという。 一方、7日未明に海沿いの府道に面した防犯カメラに映っていた小杉さんとみられる女性と男性は、前後にやや離れて歩いていたことがわかった。 PR情報この記事の関連情報
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