仙台放送局

2008年5月13日 8時11分更新

大崎市民病院改革 検討開始


大崎市民病院の経営面の改革や新しい建物の建設計画などについて専門家や市民の意見を聞く検討会議の初めての会合が12日夜開かれ、計画の策定に向けた検討がはじまりました。

大崎市は市民病院の経営の効率化のための方策などを盛り込んだ改革プランと、建て替えを控えた古川地区にある本院と岩出山地区にある分院の建設計画の策定に取り組んでいます。

検討会議はこれらの計画の策定に専門家や市民の意見を反映させようと設置したもので、12日夜の初会合には東北大学や地元医師会などの専門家と市民の代表など19人の委員が出席しました。
はじめに市の担当者が病院事業の現状と改革の方針、それに本院の建設場所についての基本的な考え方を説明しました。

このあと話し合いが行われ、委員からは新しい本院の建設場所について「大崎市だけではなく、県北部の基幹病院としての機能を発揮できる場所にしなければならない」という意見が出されました。

大崎市では今後、検討会議の会合を5回から6回開き、その場で出された意見を参考にしながら、来年3月までに改革プランなどを策定することにしています。