勤務医の過重労働が深刻な問題となる中、「小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会」は6月28日午後2時から5時まで、東京都文京区の東京医科歯科大講堂(5号館4階)で、勤務医の労働環境を考えるシンポジウムを開催する。
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シンポジウムでは、「あなたを診る医師がいなくなる!〜過重労働の医師を病院は守れるのか〜」と題して、勤務医の労働環境の改善策などを話し合う。
参加するのは、医療経営アドバイザーとして活躍している伊関友伸さん(城西大経営学部准教授)、資生堂副社長で元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長の岩田喜美枝さん、都立府中病院の院長として労働環境問題に取り組んだ経験がある前村大成さん、勤務医の過重労働を軽減する取り組みをしている松村理司さん(洛和会音羽病院院長)。
司会は、朝日新聞編集委員で40年の医療記者歴を持つ田辺功さんが務める。進行役は、「研修医はなぜ死んだ?」などの著書がある塚田真紀子さん。
参加費は100円(資料代)。詳しくは同会のホームページで。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/
更新:2008/05/13 11:46 キャリアブレイン
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08/01/25配信
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