今週のお役立ち情報
北朝鮮親善ツアー、平壌訪問第1日目の一行の声=PJニュース北朝鮮取材で
2008年05月13日06時46分
一行は到着日の5月3日、宿泊先での夕食を済ませた後、午後9時20分から、永久睦子団長の部屋に集まり、平壌訪問第一日目の感想などについて、一人一人がその思いを語った。(撮影:渡辺直子、3日午後) 写真一覧(3)
一行は到着日の5月3日、宿泊先の平壌高麗ホテルに午後7時前に到着した。夕食を済ませた後、午後9時20分から、永久睦子団長の部屋に集まり、平壌訪問一日目の感想などについて、一人一人がその思いを語った。
永久睦子団長(日朝市民連帯・大阪共同代表、女性会議・大阪代表)
「わたしは3回目の訪朝です。平壌空港に降り立ったとき、ほっとして涙が出ました。平壌はアイスクリームがおいしいです。金もうけのための混ざっているものがなく、純粋なアイスクリームってこういう味なのだと、これまでの訪朝で感じています。アイスクリームのおいしさ、ぜひ、皆さんもご賞味ください」。
大野進副団長(全港湾大阪支部委員長、大正埠頭作業株式会社)
「今回の訪朝団はこぢんまりした13人の団体で、こぢんまりした団体が和気あいあいとして、いろいろな話を皆さんと共にでき、つくづくいいなと思います。帰るときまで、和気あいあいとして帰りたいと思います」。
川元秋男氏(全港湾建設支部、フジタ大阪支店)
「わたしは、5年前まで建設現場で働いていました。今回、初めて訪朝しました。20年前に来た同僚が、とにかくゴミがないと言っていましたが、今日、来て見て、その通りだと思いました。平壌の町を見て思ったことは、人が歩く姿が、しゃきっとしているなと思ったことです」。
西山直洋氏(全日建連帯労組 近畿地方本部)
「町がきれいだなと思いました。悪いイメージしか入っていないから、景色がきれい、空気もきれいという現実を見て、なんか違うなと思いました。いろいろ吸収したいと思い、わくわくしています。日本でいると、隠し事のイメージがある国ですが、人の発信の仕方一つで、知らない人への伝え方が違うんだなと思いました」。
田中富士男氏(全日建連帯労組 関西生コン支部)
「空港に降り立ってバスに乗り込むときに阪急バスを見かけました。阪急バスが、そのまま使われていることにびっくりしました。1−2カ月居たいなという感じがしました」。
大村淳氏(北河内・城北日朝友好の市民の会)
「わたしは18年ぶりに枚方市から来ました。前回は、船で来ました。現在、制裁措置のため、船で来られない状況ですが、船が運航されていないことで、在日の人たちが、苦労されているのを見て、何とかできないものかと思います。今日は、在日の人たちも、同じ飛行機で平壌に来ました。在日の方が、肉親とか親せきに会うために、飛行機を乗り継ぎ、長時間かかって、大変な苦労の中で、来られる様子を見ると、つらいなと思いました」。
大村和子氏(北河内・城北日朝友好の市民の会)
「わたしは今回2回目です。万景峰(マンギョンボン)号の運行が止められていることで、在日の人が兄弟や親せきと行き来するには、空路を利用するしかない状況です。飛行機だと、船よりも費用がかかる。物を送るにしても、飛行機で送ると高くつく。そういう状況下、肉親や親せきに一目会おうと、祖国訪問団の方々が、飛行機を乗り継ぎ、祖国に帰ってこられる様子を見て、胸が打たれました。来ている人は、経済的に豊かな方々です。祖国訪問団の方々を見て、そうじゃない人たちが、いっぱい背後にいることを思いました」。
新納功一氏(株式会社毎日放送 制作一部)
「わたしたちは取材チームを組んで4人で来ています。報道の役割は大きいと思います。報道を職におくものは、働いて給料をもらっているということでは、単なる労働者にすぎません。会社の中で、いろいろな考えを持つ人たちがいますが、わたしたちは、人権派ということで、頑張っています。よろしくお願いします」。
小松繁氏(株式会社毎日放送 制作一部)
「2年前に来たときは、北京経由で平壌入りしました。今日、飛行機を乗り継ぎ、平壌入りしたことで、あらためて、近くて遠い国ということを実感しました。滞在期間中、天気もいいということなので、平壌市民の子供たちの表情をたくさん撮っていきたいと思います」。
野々山拓也氏(株式会社ビデオユニテ)
「わたしは、今回初めてこさせていただきました。飛行機の乗り継ぎの移動で、長いなと感じました。平壌市民の方々が、しゃきっとして歩いている姿が印象的です。出発前に、知人らから、『拉致大丈夫?』などと言われましたが、来て見て、そんな国じゃないような感じがしました。そういうところを中心に、平壌を見ていけたらと思います」。
岩崎伸哉氏(株式会社マイシャ)
「わたしは2回目です。1回目は、わからずながらも、視界を広めて見ることができたと思っています。今回は、広い目で見てみたいと思っています」。
渡辺直子(PJ記者)
「空路が長いなと感じました。飛行機の中では、今から62年前(1946年)の春、わたしの父が平壌から船で日本に引き上げてくるときに、船上で栄養失調などで亡くなった人を、海に捨てざるを得なかったという話を父から聞いたことを思い出しました」。
この会合には、同団を大阪から随行した朝鮮総聯大阪府本部国際統一部長の朴栄致氏(パク・ヨンチ)は、対文協関係者らと翌日からのスケジュールの打ち合わせのため欠席した。【了】
■関連情報
PJニュースが北朝鮮に訪問取材へ、「日朝友好なにわの翼2008」会に同行
「目で見た平壌を、わたしの視点で、多くの人に伝える」=PJニュース北朝鮮親善ツアー同行取材
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【 兵庫県 】
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