「脱・白熱球」電球型蛍光灯普及へ官民フォーラム設立2008年05月13日00時59分 経済産業省は12日、白熱電球から電球型蛍光灯への切り替えを促す「省エネあかりフォーラム」(代表・恒川真一東芝ライテック社長)を設立した。地球温暖化対策の一環で、12年までに生産・出荷段階での全面的な切り替えを目指す方針だ。 経産省によると、国内の家庭電力の約16%が照明で消費されている。電球型蛍光灯の消費電力は白熱電球の5分の1で、家庭の照明がすべて切り替わると、年間200万トン超の二酸化炭素(CO2)削減効果があるという。価格が白熱電球よりも約10倍高いことが、普及の妨げとなっている。 フォーラムには、照明機器メーカーや販売業者、消費者団体など約100社・団体が参加。メーカーは切り替え時期の前倒しや性能向上を目指す。東芝グループは家庭用白熱電球の生産を10年をめどに中止する方針。松下電器産業で照明事業を担当する社内分社の照明社も「白熱電球の生産の7割程度は早い時期に電球型蛍光灯に変える」(伊藤清文社長)としている。 PR情報暮らし
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