岡山市の高谷茂男市長は12日、初の定例記者会見に臨み、自ら滞納者を訪問したことなどを明らかにし、市税の収納率アップへの意気込みを語った=写真。 高谷市長は8日、市税を納めていなかった7件の法人を訪問。市長自ら乗り出してきたことに「びっくりされた」が、その場で1件から現金で「好意的に」約8万6千円を収納。また「半分くらい」は納税の約束を取り付けたという。 同日、村手聡副市長は7件回り2万円、佐古親一副市長は8件回り14万円を現金で受け取った。 14日には市税未納者への催告書を発送するが、納付を呼び掛ける高谷市長の手紙が同封される。 会見の中で、高谷市長は「会社で言うと売掛金のようなものなので、できるだけみんなで協力しながら収納率をアップしなければならない」と強調。 回収の秘けつについては「雑談から入って心を和らげて、市政の状況などの世間話をしながらやることが必要。営業的、人間的なつながりの中でやるやり方もあるのではないか」と話した。 同市の06年度収納率は92・9%で、中核市35市中17位。口座振替の推進、差し押さえの強化などで、収納率アップを進めている。