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2008年5月12日(月) 19:15 |
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岡山・香川で火事相次ぐ 1人が死亡
11日夜から12日未明にかけて岡山・香川で火事が相次ぎました。丸亀市では1人が死亡しています。
岡山県早島町では民家1棟を全焼しました。 12日朝4時30分頃、日笠操さん(65歳)の家から火が出て、木造2階建ての建物1棟およそ160平方メートルを焼き、火は50分後に消し止められました。日笠さんは1人暮らしで、火事に気づき逃げ出して無事でした。 火は仏間付近から出ており、警察では線香などの火が原因ではないかと見て詳しく調べています。 現場は住宅密集地で、付近は一時騒然としました。 また、11日夜7時40分頃、津山市八出の空き家から火が出ていると近所の人から通報がありました。消防などが消火にあたり、火はおよそ40分後に消し止められましたが、木造2階建ての民家1棟、およそ320平方メートルを全焼しました。この火事でけが人などはありませんでした。 周辺では先月から5件の不審火が相次いでいて、この家も空き家で火の気がないことから、警察では連続した不審火と見て調べています。 丸亀市郡家町では火事の焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。 12日午前2時頃、行成明さん(67歳)の住宅から火が出て、木造2階建ての母屋や倉庫などおよそ410平方メートルが全焼し、1時間40分後に消し止められました。この火事で焼け跡から男性1人の遺体が見つかりましたが、その後の調べで亡くなったのは行成さんと分かりました。死因は一酸化炭素中毒でした。 行成さんは90歳の母親と2人暮らしでしたが、母親は11日から老人福祉施設に入所しており、無事でした。 警察と消防で現場検証をして火事の原因を調べています。
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