勤務先ATMから窃盗、総額3億円か
札幌の信販会社の元社員が会社のATMから盗みを繰り返していた疑いで逮捕されました。盗んだ金は3億円近くに上る可能性も出てきています。 逮捕された千葉修市容疑者(37)は、札幌の信販会社に勤めていた2005年12月から翌月の間に、会社のATMを鍵を使って開ける手口で、合わせて1400万円を盗んだ疑いが持たれています。 千葉容疑者は当時、札幌の本社でATMの管理を担当していました。集金は担当していませんでしたが、鍵の場所を知っていたため、休業日や営業が終わった夜に鍵を持ち出して犯行に及んでいたということです。 さらに、会社が去年12月に帳簿を整理したところ、2億8000万円の使途不明金が発覚。警察は、この金も合わせ千葉容疑者が総額3億円近くを盗んだ可能性もあると見ています。動機については「身内の借金返済に必要だった」と話しているということです。(12日18:01)
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