舞鶴高1女子殺害、脇腹に内出血の跡
京都府舞鶴市で殺害された高校1年の女子生徒の脇腹に内出血の跡があることが新たにわかりました。警察は、殺害現場以外でも暴行を受けていた可能性があると見て調べています。 殺害された小杉美穂さん(15)。死因は頭を鈍器で殴られたことによる失血死でしたが、その後、脇腹に暴行を受けてできた内出血の跡のあることがわかりました。 事件当時はいていたジーンズの後ろポケットにも、こすれた跡があることなどから、警察は、現場の雑木林とは別の場所でも倒されるなどの暴行を受けていた可能性があると見て、美穂さんの足取りを追っています。 これまでの調べで、美穂さんと見られる姿が6日の午後11時47分頃に自宅から西に600メートル離れたガソリンスタンドの防犯カメラに1人で映っていたことがわかっていますが、その後の足取りについても少しずつわかってきました。 この付近には自衛隊施設の監視カメラが複数あり、美穂さんらしき人の姿をとらえていました。自衛隊の施設はガソリンスタンドから遺体が見つかった現場に向かう途中にあり、警察は、映っていたのは美穂さんの可能性が高いと見て、ほかに一緒にいた人物がいないかどうか調べています。 また、遺体発見現場近くのガラス工場の防犯カメラについても、映像の解析を進めています。(12日18:05)
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