氷じゃないスケートリンク 本物の味わい 三菱樹脂販売2008年05月13日01時10分 三菱樹脂の子会社アストロ(東京)は6月から、氷の代わりに樹脂板をしきつめたスケートリンクを販売する。スペイン企業が開発。設営が簡単なうえ、通常の広さのスケート場(1800平方メートル)だと電気代が年間2千万円以上節約できるという。実際に滑った選手からは「氷と変わらない」との感想が寄せられたが、公式戦には使えない。
リンクは縦2メートル、横1メートル、厚さ2センチで重さ38キロの特殊なポリエチレン樹脂板を並べ、表面に専用のワックスを塗る。1平方メートル当たりの価格は6万〜7万円の見込み。開発元のエクストラアイス社によるとすでに世界11カ国で50カ所、計2万平方メートルが使われているという。アストロは日本での販売総代理店。 東京・日本橋にある三菱樹脂の会議室に100平方メートルのリンクを仮設。アイスホッケーの元スペイン代表だったエクストラアイス社のトニ・ベラ営業部長は、自ら滑りながら「氷のリンクとの違いは、止まったときに氷のくずが飛ばないことだけ」と売り込みに懸命だった。 PR情報この記事の関連情報暮らし
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