中国・四川省M7.8地震 死者107人に達し、四川省では900人以上生き埋め 新華社通信
中国・四川省で日本時間12日午後3時半ごろ、マグニチュード7.8の地震があり、中国国営の新華社通信は、死者が107人に達し、四川省では900人以上が生き埋めになったと伝えている。
中国のインターネットサイトに掲載された地震発生時の映像には、机の下に潜り込む男性などが映し出されている。
震源は、四川省成都の北西およそ150kmで、新華社通信は、四川省のほか、隣接する甘粛省重慶市などで、107人の死亡を伝えている。
また四川省では、学生900人以上が生き埋めになっているという。
重慶に出張中の日本人男性は「最初、ゆらっゆらっと感じてですね、『あ、地震』だと気づいた感じです。揺れ幅が広くてですね、長かったんですよ」と話した。
震源地から400km離れた村の人は、「(揺れはどうでした?)強烈でした。(村人は今どうしています?)家の外に避難しています」と話した。
四川省には、留学生などおよそ230人の日本人が滞在しているが、重慶の総領事館には、日本人の被害情報は入っていないという。
(05/12 20:56)