中国・四川省M7.8地震 新華社通信、地震による死者は8,533人にのぼると伝える
中国・四川省で日本時間12日午後3時半ごろ、マグニチュード7.8の大きな地震が発生した。時間がたつにつれ、被害情報が明らかになってきており、地震による死者の数は、新華社によると8,533人と、さらに拡大していて、現地では、迅速な救助作業に焦点が移っている。
地震発生から、8時間半余りがたった。
重慶市でも小学校が倒壊し、児童が死亡するなど、地震の被害は広い範囲にわたっている。
被害は、震源地の四川省のほかに、隣接する甘粛省や重慶市で、すでに死亡者が確認されている。
また新華社は、四川省では学校の倒壊で900人の学生が、2つの化学工場でも数百人が、それぞれ生き埋めになっていると伝えている。
重慶市郊外でも、小学校の建物が崩壊し、児童4人が死亡、100人以上がけがをしたと、地元メディアは伝えている。
被災地はすでに夜を迎えていて、重慶市民は、「初めて体験する揺れで、怖かった」と、その恐怖を口にしていて、拡大する被害について心配している様子だった。
(05/13 00:36)