仙台経済新聞

仙台に旅カフェ「サマルカンド」−旅行業界出身の夫婦が開業

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3月26日にオープンした「旅カフェ サマルカンド」の店内

　「せんだいメディアテーク」隣に3月26日、「旅カフェ サマルカンド」（仙台市青葉区春日町、TEL 022-796-8630）がオープンした。

　同店を運営するマイドリーム社長・服部睦子さんは元旅行会社勤務で、夫は元ツアーコンダクター。以前から夫婦でカフェを開きたいという思いがあり、「それならば仕事の経験を生かして旅の相談もできるカフェにしよう」と旅カフェを開いた。店名は、旅人や物が行き交うウズベキスタンの都市「サマルカンド」をイメージして名付けたもの。

　「旅行に行きたいと思っても旅行会社に行くまでが一仕事。旅行に行きたいと思った時に、気軽に相談できる場所にしたかった」（服部さん）という思いから、旅の相談や申し込み、チケットの手配まで一通り行うことができるのが同店の特徴。

　店内のモニターには国内外の観光地の映像が映し出され、店内には旅行パンフレットやガイドブック、服部さんの趣味で集めたという旅の本や小説が並ぶ。店舗面積は35坪。　

　メニューは服部さん夫妻が実際に旅先で出会ったおいしいものを、その場で教わってきたという本場仕込み。主なメニューは、「シンガポール風チキンライス」（850円）、「バジルチキン炒めライス」（800円）、「チャイ　プチデザート付き」（500円）、「ベトナムコーヒー」（550円）、「薪火焙煎ブレンドコーヒー」（450円）など。各国のビールも取りそろえている。

　同店では旅行の説明会やセミナーなどのイベントも開催予定。服部さんは「ここをいろいろなコミュニケーションの場、活動の基地として使っていただき、気軽に旅のことを相談してもらえれば」と話す。

　営業時間は、月曜〜金曜＝9時〜22時、土曜＝10時〜22時、日曜・祝日＝10時〜20時（ランチ＝11時30分〜14時30分）。

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