トヨタは12日、全面改良を行った新型ミニバン「アルファード」と兄弟車の「ヴェルファイア」を発売したと発表した。アルファードは「上品」「洗練」を、ヴェルファイアは「力強さ」「先進性」をコンセプトに差別化を図った。
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ともに新プラットフォームを採用し、低全高ながら低床化により室内高を従来よりも10ミリメートル、室内長を75ミリメートル拡大して広い室内空間を実現。2列目の座席には大型ヘッドレストとアームレストに加え、フットレストとオットマン(足乗せ)を備えた「エグゼクティブパワーシート」を採用し、快適性を向上させた。また、後席部には、ワイヤレスリモコンで開閉する9インチVGAモニターも搭載している。
新搭載のV型6気筒3.5リッターエンジン搭載車では、従来の3.0リッターから排気量を増やしながらも燃費を7%、2.4リッター車では20%向上させた。
価格は、アルファードとヴェルファイアともに450万円(350G Lパッケージと3.5V Lエディション、3.5リッター・6 Super ECT・2WD)から300万円(240Xと2.4X、2.4リッター・Super CVT-i・2WD)。月販目標台数はそれぞれ3000台。アルファードは40歳代以上を、ヴェルファイアは20歳代から30歳代をターゲットに販売を行っていく。
(記者:吉川 忠行)
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