「忙しい人に学べ」Vol.2
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大泉洋さんのマネージャーに聞く、
「忙しさに打ち勝つメンタル術」
伝説のローカル番組『水曜どうでしょう』でのブレイクで一躍注目の人に。その後、スペシャルドラマ版『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』や『暴れん坊ママ』に起用されるなど、全国区へと上り詰めた大泉洋さん。第2回は、彼が所属する演劇ユニット・TEAM NACSのマネージャーを務める株式会社アミューズの依田剛大さんに、日々の仕事内容や忙しさを乗り切るメンタリティなどをうかがった。
タレントだけでなく、僕自身の顔も覚えてもらいたい
この春入社6年目に突入した依田さんの主な仕事内容は、スケジュール管理・売り込み・プランニング・デスクワークの4つ。ただTEAM NACSのメンバーは札幌での芸能活動があるため、札幌とのスケジュール調整も多いという。
忙しい中で多くの事務仕事をこなすコツは、「電話の少ない午前に集中してやる」こと。
「大泉は札幌でレギュラー番組を4本持っていて、それらのスケジュールを調整しながらドラマや映画などに出演しています。札幌での活動を管理する(株)クリエイティブオフィスキューと連携してスケジュール調整をするので、確認作業は他のタレントよりも圧倒的に多いですね。毎回関係者計9人にCCメールを回してコンセンサスを取りつつやっています。とにかく漏れや手違いのないように」
どんな敏腕マネージャーでも、人気タレント5人を1人で担当するのは難しい。実際に依田さんも東京のマネージャーだけでも上司&後輩の3人体制でマネジメントしているという。
「大泉くらいの仕事量になると、1日中彼に付いている人間が必要。現在は部下を現場マネージャーとして大泉にベタ付きさせて、上司と僕でスケジュール管理や今後の売り込みとプランニングを担当しています。日々の業務で大切なのは、週一の現場会議で情報や意思を統一しておくこと。これが食い違ってしまうと仕事相手に迷惑をかけますし、コンセプトが明確に伝わらないとタレント本人も困ってしまいますから」
なかでもタレントの売り込みはマネージャーの重要な仕事だ。
「売り込み先は主にテレビ局や制作会社のプロデューサー。タレントの宣材写真やプロフィールに加えて、出演舞台のご案内や出演作品を編集したVTRを作って持っていきます。あとは相手が手がけた過去の作品をチェックしたり、どうやって話すかシミュレーションしておくことが大事。ただ丁寧なだけではなく、そうして考えた会話の1つ1つが熱意として伝わるのではないかと思っています。タレントだけでなく、僕自身の顔も覚えていただきたいですからね。“コイツはしっかりとしているな、話をしていて面白いな”と思わせていきたいんです」
※2004年、(株)クリエイティブオフィスキューと(株)アミューズは業務提携
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