2006年 09月 17日
DJ(以下、D)
皆さん今晩は、キムラアヤコです。 寒くなるとついつい家にこもりがちになって、好きな曲を聴いているって人が多くなりますよね。 今年もそんな季節がやってきました。 そこで、ソウルフルなボーカルとテクニカルなギター、マシンを駆使した新しい個性的なサウンドはいかがでしょうか。 9月21日、アルバム『B'z』シングル『だからその手を離して』でデビューしたばかりの二人組、B'z。 彼らの曲ならきっと、退屈はしないですよ。 えー、まだB'zを知らない人も多いと思いますが、今日は北海道の皆さんに是非、B'zサウンドとB'zのお二人の素顔を知っていただきたいと思います。 それでは最後までお付き合い下さい。この番組は、BMGビクターの提供でお送りします。 [CM] 「未来を見たい。でも、空想の未来なら、いらない。」 B'zデビューシングル『だからその手を離して』、アルバム『B'z』、9月21日、COMES OUT! D:では早速、B'zのお二人を私からちょっと紹介したいんですけれども、えー、まずはですね、ギタリストの松本さん。 松本さんは、浜田麻里さんとか、えー、ほか数多くのミュージシャンとセッションをしてきて、またTM Networkのサポートメンバーとしても活躍していました。 え、今年の5月になりますけれども、ソロアルバムの『Thousand Wave』というインストゥルメンタルのアルバムを出しまして、これがですね、オリコンチャートのCDで何とですね、初登場で32位という快挙を遂げたというアルバムなんですけれども。 えー、という事で松本さんのほうは知っている方も多いかもしれません。フフッ…しみじみと聞いて下さってますけども(笑) それからですね、B'zのもうひとかたのボーカル、稲葉さん。稲葉さんはですね、B'zがメジャーデビューは初めてという方で、先程ちょっと伺ったんですけれども、その前にちょっとだけバンドで活動していたというだけで、今回ニューフェイスとしてデビューしたわけなんですけども、ボーカリストとして期待される方です。 という事で、今日はよろしくお願いします。 稲葉(以下、稲)+松本(以下、松):よろしくお願いします!(元気よく声を合わせて) D:フフッ…楽しい方ですね(笑) えーとですね、まず伺いたいのがやっぱりプロになって、で、あの松本さんは以前からパーマネントなバンド、自分の音楽を表現できる、そんなバンドを作りたいと考えていらっしゃったという事を伺ったんですけども。 松:はい。 D:間違いないですか? 松:間違いないです! D:(笑)間違いないですか 松:もうずっと思ってましたから、そういう風に D:あ、思ってました(松:はい)それで、えー、ようやく夢の第一歩を踏み出したわけですけども、(松:そうですねー)今のご感想を、まずは松本さんから。 松:やっぱり、やっとね、今まで何人もボーカリストのオーディションもやってきましたんでね、 D:あ、そうなんですか? 松:うん、だからやっと本当にこう、一緒にできるね、あのー、よいパートナーができたと思って(D:はい)あのー、本当に心から喜んでおります。 稲:素晴らしい(ボソッと呟く) 松:はい。 D:(笑)それではあの、ボーカルの稲葉さんは… 稲:ま、何て言うかですね、まぁ…棚を開けたらぼた餅が落ちてきたとか、そういう感じですけどね。 松:フフフフフッ…(笑) D:ぼた餅だったんですね 稲:はい。 松:降って湧いたような話でしたよね? 稲:湧きましたね~ 松:はい。 D:湧きました…(笑)オーディションをやったという事なんですけどもね、(松:ええ)どういう風に出逢ったんですか?お二人は 松:えっとですね、もともとはだからさっきもおっしゃったようにですね、ソロアルバムのレコーディングが今年の5月に…あー、レコーディングじゃなくて、発売が5月だったんですけども、(D:はい)えーっと、発売の前にですね、もう既に実は準備してたんですよ。 D:あの、今回のデビューですか? 松:はい、B'zの準備をもう既にしてたんですね。んで、えーと、僕がボーカリストをとにかく早急に決めなきゃいけないという事でですね、えーと何人かオーディションしたんですけども、(D:はい)結局、ね、あんまりちょっと満足できるもんじゃなかったんで…。 あのーちょうどね、プロデューサー…うちの会社のですね、プロデューサーがですね(D:はい)彼のことを知ってて、それで僕も名前だけは聞いたことあったんですよ。 「こういうボーカルがいるんだ」っていう話だけは。それでね、まぁデモテープをちょっと聴いてみてって話で、聴いて(D:ええ)それでもう、とにかくすぐ、今すぐちょっとこっちに呼んで下さい、という話で、その場で彼を呼んでですね 稲:強引でしたねぇ… 松:強引でしたね、で、彼がその場に来てですね、(D:ええ)あの、もう、ナイス!っていう感じで、すぐ… 稲:フフフフッ(笑) D:ナイス!って感じで(笑) 稲:ナイスでしたかぁ(笑) 松:はい、ナイスでしたね(笑) D:え、それはあの、プロデューサーを知っていたというのはどうしてですか? 稲:それはですね、だから、えー大学行ってたんですけども、それ、あの1年とか2年の頃僕もバンドやってたんですけど、(D:ええ)その頃ライブハウスとかで歌って、先程のプロデューサーの方に知り合ってですね、僕も(D:ええ)で、それでその時にデモテープを録らせていただいて、(D:ええ)だからその、その時のデモテープが、耳に入ったんですね、はい。 D:あー、そうですか。どういうボーカルを探してたんですか? 松:んーとねぇ、やっぱり基本的にはもう“歌唱力”というかね、いわゆるその、歌のテクニックっていう事はもう前提にあって、(D:ええ)もうとにかく、上手だという事は当たり前で、それ以外にやっぱりあのー、何かね、ひとつやっぱり…上手い…上手な方は沢山いらっしゃいますからね、(D:ええ)だからそういう何かひとつ他の人と違う、そういうセールスポイントをね、(D:ええ)持ってる人、とまぁ漠然としてますけども、(D:ええ)まぁそういう風に思ってて、で彼はやっぱりですね、あのーそういう与えられたメロディを本当に自分なりにね、即興ですぐにこう…アレンジしてね、自分で。 で、そういう風に歌える、というね、あのーなかなか今、彼まだ年齢、(D:ええ)つい先月ですか、24歳になったばっかりで、(D:ええ、そういう話ですね)非常に若いんですけどもねぇ、あの…(稲:ヤング・ジェネレーションですかね)フフッ(笑) んでー、ねぇ、なかなかそういう人いないんですよね、やっぱり。上手な人は沢山いても、(D:うーん)ま、そういうとこがねぇ、やっぱ彼を選んだ第一の理由という事になりますか、(D:はい)…はい。 D:では早速、曲を聴いてもらいましょう。9月21日シングルカットされましたこの曲、B'z『だからその手を離して』 ~だからその手を離して~ 松:と、いうわけでね、あの、今日は僕たちね、(稲:はい!)B'zの特番!という事で 稲:素晴らしいですねぇ~(笑) 松:(笑)素晴らしいですね、まぁあのー、先程ね、色々自己紹介的な事なんかしてもらったんで、(稲:ええ)僕ら二人でね、レコーディングん時のさ、いわゆるエピソードだとか 稲:大変でしたもんねっ(囁くように) 松:うーん。あのねー、大体5月の中旬ぐらいだったっけね、 稲:あれは確か… 松:中旬ぐらいからデモテープ入ったんですよ。それで、まぁ、とにかく僕ら知り合ったの5月だからね 稲:そうですね 松:だから割とちゃんと話し合って… 稲:ちゃんと…フフッ…クックックック(笑) 松:フフ(笑)その話し合いっていうのがですねぇ、まぁあのーほとんどあのー、飲んじゃって、あのー全然話し合い…(稲:誰が飲んだとかじゃなくてさ・笑)話し合いになんなくなってしまう事が多かったんですけどもねぇ、まぁそれで綿密な打ち合わせの上で 稲:非常に綿密でしたね、アレは(松:うん) 松:デモテープ録ってる最中もですねぇ、あの、食事、とか言ってはですね、六本木のスタジオでやってたんですけども 稲:プロデューサーが様子見に来たら誰も居なかったという話もありますが(笑) 松:(笑)もぉ、ついつい近所に飲み屋があると飲みに行ってしまうんですよね、うん。 それでまぁ、そういう風にしてデモテープを完成させて。6月の中旬ぐらいでしたっけね、本番に入ったのはね、(稲:そうです、そうです)うん。 どうでしたか、稲葉くんはやっぱり今回B'zで初デビューってことでね、あのー、レコーディング(稲:レコーディングね)ってのもね、初めてだったと思うんだけど、その辺はどうですか? 稲:やっぱ手持ちのマイクじゃないやつで歌うっていうのがね、(松:うーん)まず抵抗ありましたけどね。チカラのね、入れるところがね、ないんですよね結構。 松:そうだねー 稲:だからー、ズボンの…端っこ握ったりとか…(笑) 松:ウフフッ(笑)レコーディングの時っていうのはね、割と上からマイクがこう、今もそうなんですけど、上から吊られててね、それに向かって(稲:そうですね、うん)ヘッドフォンして歌うというパターンなんで…でも割と時間というのはあんまかかんなかったよね、歌に関してはね。 稲:そうですね…(松:うーん)まぁ歌詞ありましたからねぇ(松:うーん) 松:その歌詞の話を皆さんにちょっと、してあげて下さい。 稲:歌詞はまー大変でしたね、本当に。ま、それまで僕はロックってのはもう英語じゃなきゃダメだっていう人間でしたからね(松:うん)いきなり日本語でってのは、まぁ英語でやるにしてもね、本当に、ちゃんと勉強してからやりたいってのがあったから、ここは日本語で一発、みんなに僕の言いたい事を聞いてもらいたいなってのがあったんで、(松:うん)奮起して頑張ったんですけども、(松:うん)あーのねぇ、歌ったときに… 松:そうねぇ…(笑) 稲:最初に歌を歌って外に出たら、みんなが暗い顔をしてるのが非常に辛かったですけどね、僕 松:あのねぇ、歌詞がねぇ、やっぱりーあの、本当にね、何回も書き直したりしたしねぇ 稲:しましたっ 松:これで、割と周りが一応ね、レコーディングってのはこう、ブースの中に入って、ガラス張りで、あのーね、外で(稲:そう!・笑)みんなが見てて、稲葉はそん中でひとりでやってるわけだよね。 稲:ひとりっきりでした… 松:で、あの僕もさ、ギターダビングの時なんかさ、(稲:うん)ほら中にこう、ブースの中に入って、(稲:うん)ひとりでやったりするじゃん、(稲:うん)で、そうするとさ、出来とか良くないとさ、そう、こう…今も、ラジオもそうなんですけどねぇ、 稲:フフッ(笑) 松:(笑)外の方を見るとね、なんか暗~い感じでこう…(笑) 稲:あれ、悲惨ですよ、ハッキリ言って 松:うん(笑)すっごい虚しくなんだよね、あーいうのってね。 稲:どうしようかなーって…(情けない声で)山に逃げようかなと思いました、ハッキリ言ってね 松:フフッ(笑)それでねー、本当にもう後半なんか歌詞なかなか…もうまるで歯磨きのチューブをこう、いわゆる搾り出すという感じで 稲:搾り出しました、私は!(笑) 松:それでまぁあの、 稲:ハッキリ言ってあの、真ん中を切って…そっから(松:フハハッ・笑)搾り出したってパターンですけども 松:それで、なんだっけ?あのー後半はね、スタジオの中でロビーにいたり、空いてるブースの中に入ったり、「なんかいないな~」と思うとあちこち場所を変えてはペンとね、ノートを持って歌詞を書いてて、挙句の果てには家へ帰ってしまったんですよ(笑) 稲:(笑) 松:ほれであの、僕がスタジオから電話して、ねぇ(稲:うん)電話したらあのー、家で歌詞書いてて、もうホント、自宅学習の… 稲:あれは受験勉強に近いものがありました 松:そうだねぇ。それでなんか、可哀想になっちゃって「今日は来なくてもいいから、詞書いてて」、みたいな… 稲:フフ…(笑)それも結構ツラいんですよ 松:うん、そ、そうね。いや、言う方もツラいのよ、あれは、親心だから! 稲:なるほどね、あ、親なんですか?!(爆笑) 松:そう、そう(笑)一応ほら、年上としてさ、うん。 まーあの、ね、色々…な事がありましたけども、(稲:うん)レコーディングもね、僕たち二人と、スタッフの皆さんの協力を得てね、ホントに完成して… じゃあですね、そうやって出来た僕らのね、(稲:はい)アルバムの中からね、(稲:ええ)さっきシングルの『だからその手を離して』を聴いていただいたんですけども、次はですね、割と優柔不断で可愛い、(稲:可愛い女の子ですね)可愛い(ハートマークが語尾につくような言い方)っていう感じの 稲:優柔不断で、恋に夢中なんですね 松:そうですね、(稲:うん)もう、本当に可愛らしいなって、割と男から見てさ、すんごい可愛らしいな、みたいなさ、(稲:うん)なんかそういう女の子の事を歌った曲なんですけども、アルバムのA面の2曲目に入っている曲ですね、(稲:はい)えーっと、B'zで『Half Tone Lady』 ~Half Tone Lady~ [2/2に続く] by bz-09-21-bz | 2006-09-17 22:33 | ラジオ
|