別なユーザとして実行、を手軽に「Advanced Run」
Windowsで一時的に管理者権限が必要な場合に利用する「別なユーザとして実行」がある。だが、いちいちコンテクストメニュー(右クリックメニュー)から呼び出すのが面倒に感じていた。さらにこれは実行ファイルのみにしか使えないという欠点がある。
起動した画面
個人的にWindowsで一番便利に感じている「ファイル名を指定して実行」並に使いやすくしてくれるのがこのユーティリティだ。
今回紹介するフリーウェアはAdvanced Run、ユーザ名を指定してファイルやフォルダを開けるソフトウェアだ。
Advanced Runを起動すると、開く対象とそれを実行するユーザを指定する。ローカルのユーザであれば名前がリストアップされるが、入力することもできるのでドメインのユーザ名を指定することも可能だろう。
パスワードが設定されていないユーザでは実行できない
そしてこの場合は実行ファイルに限らず、フォルダやURL、ファイル等が指定できる。例えばあるユーザの時にログインしているIEのクッキーを利用したいと言ったマニアックな要望にも応えられる。
難点はファイル名の補完機能がないので、パスを指定するのが面倒という点くらいだろう。それさえ補えれば、使ってみると便利なツールだと気付くはずだ。
via Advanced Run: Run programs as another user without logging off [ Download Squad ]
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