サイクロン被災 150万人死亡の可能性も
サイクロンで深刻な被害が出たミャンマーで、救援活動が進まなければ150万人が死亡する可能性もあると、民間の援助団体が11日、警告した。
隣国のタイで会見した援助団体は、被災地の衛生状態の悪さを指摘した上で、コレラなど感染症がまん延すれば150万人の命が危険にさらされると警告した。
ミャンマー政府は支援物資は受け入れているが、救援チームの入国は厳しく制限し、救援活動は進んでいない。
一方、犠牲者の数について、ミャンマーの国営テレビは11日、2万8458人が死亡、行方不明者は3万3416人と発表した。しかし、死者は10万人を超えるとの指摘も出ている。