w-soho先輩 新川てるえコラム
このコーナーでは、現在SOHO売り出し中の方、又これから目指していこうとする方々へのエールとして、W-SOHOの先輩方からのアドバイスなどをコラムとして掲載していきます。
是非あなたのSOHOライフにお役立て下さいね!
さて憧れの先輩方からどのようなお話が伺えるでしょうか。
第1回目は2001年9月から2002年8月までW-SOHOの事務局としてご活躍された新川てるえ様より温かいコラムが届きました。
どうぞじっくりお読み下さいね。
◆◆◆新川てるえ様プロフィール◆◆◆
1964年 東京都葛飾区生まれ。千葉県柏市育ち。10代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。その後、2度の結婚、離婚経験を生かし97年12月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。シングルマザーコメンテーター・家族問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。2002年家庭問題に悩んでいる女性の自立支援のためのNPO法人Winkを設立。
現在は「子どもの健全育成のために大人世代の責任の全う」を理念に活動を展開中。インターネットメディアのコンテンツプロデューサーとしても活躍中。
「ボランティアからSOHOするススメ」
2001年9月から2002年8月までこのサイトの事務局としてディレクターをつとめました。あっという間に2年が過ぎていたのですね。時の流れの早さを実感します。
「小さな子どもがいるので自宅で何か仕事がしたいと思います」というのは今でも良く聞く台詞です。専業主婦が夫や子どもに負担をかけない程度にSOHOで仕事ができるようになるきっかけをつくるには、最初は報酬を無理に得ようとしないでボランティアでどこかのサイトの運営をネットでお手伝いすることを私はお奨めしています。
私が運営しているNPO法人Winkでも現在は10のサイトを運営しているのですが製作やメールマガジンの発行は50人のボランティアスタッフによって行われています。もちろん参加者の得意・不得意があるし、力の差もあるのでかかわり方には温度差もあります。「何かしたいのですが、何からしたらいいかわからない」といいながら参加してくる人も沢山いますが参加しているうちに自分が得意なことが見えてきます。
最初は難しく考えすぎないで仕事をしている人たちが毎日どんな生活をおくっているのか、どんな風にワークシェアして仕事が進んでいくのかを勉強する気持ちで参加してみるといいと思います。高い教材なんて必要ないし好奇心だけあれば必ず何かを手に入れることができるでしょう。まずは仕事の先輩達とかかわりを持つことがSOHOへのはじめの一歩。
次に目標がはっきりとしたら、自分の師となる先輩を見つけよう。今、バリバリと仕事をしている先輩にも駆け出しの時期があったはず。いつまでたっても駆け出しの人とどんどん成長していく人の差はどこにあるのか考えながら、デキル先輩から学ぶのが次のあなたのステージです。
実はW-SOHO事務局時代から今でもおつきあいしているメンバーが数人いるのですが、みんな最初は駆け出しのSOHOだったのに、今やバリバリといろいろな方面で活躍されていて、心強い私のお仕事仲間になっています。
2004.5.16記
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