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「グランドの香りは、あの頃のまま」上地雄輔、ブログに野球への思い
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神宮球場で4日行われたヤクルト−巨人戦で、おバカ男性トリオ「羞恥心」の一員として始球式に臨んだタレント、上地雄輔(29)が、自身のブログに野球への熱い思いをつづっている。
上地は横浜高時代、レッドソックスの松坂大輔(27)の1年先輩で、松坂とバッテリーを組んでいたのは有名な話。「プロ野球選手が夢だったオイラが歌い、踊り、始球式し、解説し、アホやって騒ぎ、でもグランドの香りは、あの頃のまま。なんつって」。小さいころから通った神宮のマウンドにタレントとして立ったこの日を、照れくさそうに振り返った。
ひじのけがの影響で野球を続けることを断念した上地。ブログには「何にもしないで重たい一歩踏み出さなかったら、このバカは生まれなかった。(中略)だから今日あそこに立てたんだきっと」と、夢をあきらめ芸能界に転身した決断の重さを感じさせる一文も。さまざまな思いが去来した一日となったようだ。