KDDIは11日、08年3月期連結決算の業績見通しを修正した。売上高を160億円多い3兆5960億円に引き上げ、営業利益を140億円少ない4000億円に、最終(当期)利益を40億円少ない2160億円に引き下げた。
auブランドの携帯電話の3月末の累計契約数が3010万件と予想を10万件上回ったため、売上高は伸びたが、販売経費がかさみ減益要因になった。同社の携帯電話事業は契約を増やすため、販売代理店に対し、携帯電話端末1台あたり三万数千円の販売奨励金を支払う仕組みになっている。
毎日新聞 2008年4月11日 19時10分