おまけをつけたり、時間を延長したり商売によっては多彩なサービスがあります。
担当者に認識させなければならないことは「サービスはただではない」ということです。
おまけには仕入れ原価とその分の人件費がかかっています。利用時間延長サービスをするとその時間他のお客者のサービス提供に回れず結果としてコスト高になり、経営的に見れば人件費がかさみます。
確かに顧客満足度を高めるためには、サービスは欠かせないのと思います。しかし「無制限なサービスは利益を食いつぶしかねない」のです。
「どこまでサービスをするか」の基準をきちんと設けないとお客様の要求に振り回されるばかりで、ぜんぜん利益が出ないことになってしまいます。
厳然とサービスの基準を設け、そのサービスの原価を考慮に入れたコスト計算をすることが肝心です。