「現代の車は米国車・日本車に引けを取らない」
「チリ市場において、現代・起亜自動車のブランドイメージは米国車・日本車・欧州車に比べても遜色(そんしょく)ない」
これは、チリのアンドレス・サルディバル前上院議長(現:韓・チリ親善協会会長)が9日午前、現代・起亜自動車本社(ソウル市瑞草区良才洞)で記者会見し、「チリ市場における現代・起亜自動車のシェアは25%」という言葉と共に語ったものだ。
同氏は5日、2012年麗水世界博覧会(麗水エキスポ)名誉組織委員長を務める現代・起亜自の鄭夢九(チョン・モング)会長の招待で来韓した。
同氏は5泊6日の予定で韓国に滞在し、現代・起亜自動車研究所の視察や、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官との対面といった日程を終えた後、10日に帰国の途につく予定だ。
チリは、欧州(37カ国)に次いで多い32カ国の博覧会国際事務局(BIE)加盟国を有する中南米の中心国で、2012年世界博覧会の開催をめぐり招致合戦が繰り広げられていた当時、開催地決定に決定的な役割を果たした。
鄭夢九名誉委員長は開催地最終決定の1カ月前に当たる昨年10月、中南米18カ国の元首や閣僚に次々と会い、韓国招致活動を展開した。特に、当時は非加盟国だったチリの代表サルディバル上院議長を集中的に説得したことから、チリはBIEに新規加盟し、韓国開催を支持するのに決定的な役割をした。
鄭夢九名誉委員長は「チリのBIE新規加盟や中南米国家の麗水エキスポ支持において、大きな役割を果たしてくださったサルディバル前上院議長にあらためて感謝の言葉を申し上げる。2012年の麗水エキスポではチリはもちろん、中南米諸国が多数参加するよう、積極的な働きかけをお願いしたい」と述べた。
そして「韓国とチリは自由貿易協定(FTA)を締結してから4年が経過した。良質なチリ産ワインは韓国人に愛飲されており、韓国製自動車も日本を追い抜き同国で昨年シェア1位を記録するなど、パートナーとして相乗効果を挙げている」とも語った。
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