愛知県警捜査1課、西枇杷島署などは10日、フィリピン国籍の同県一宮市多加木3、建設作業員、エンリケズ・ロメル・ユスタキオ被告(29)=別の窃盗罪で起訴=を強盗強姦未遂などの疑いで再逮捕した。容疑を認め、同種の余罪約20件を自供しているという。
調べでは、ユスタキオ容疑者は2月17日午前6時ごろ、北名古屋市内のアパートに住む会社員女性(42)宅の1階ベランダから侵入。就寝中の女性にナイフを突きつけ「声を出すな。刺すぞ」と脅し、乱暴しようとしたが、抵抗されたため、現金2万円が入ったバッグ1個を奪った疑い。
ユスタキオ容疑者は06年夏ごろから無施錠のアパートに侵入し、就寝中の女性に同様の行動を繰り返し、容疑以外に窃盗・住居侵入を約100件、強姦・強制わいせつ約20件を自供しているという。【式守克史】
毎日新聞 2008年5月11日 2時11分