中国国内のリレーには、中国メディアしか随行していないので、詳しいことはわかりませんが、Asia Sentinel は持ち込まれたビデオをユーチューブにアップしており、ビデオの最後には、確かに火の消えたトーチがうつっています。というものの、この映像からでは、それが妨害によるものかどうかは判然としません。
赤い旗の洪水の中、トーチの近くでなぜか日の丸が見えるのは気になりますが、それはともかくとして、このニュースに対してDanwei(英語)は、同じ日に別の場所でリレーを見ていた人の報告で、妨害活動による消火に疑問を呈しています。
それによれば、広州でのトーチリレーで火は4度消され、ルートは2度変更されたということです。しかしそれは妨害によるものではなく、予想を超えた群集がつめかけたためであり、その事実は地元紙も伝えているということです。
+++++++++
消火の理由は妨害活動によるものではないかもしれませんが、中国国内で行われたリレーでは、パリでそうされたように火は消され、世界各地でそうだったようにコース変更されたことは間違いありません。
動機は真逆でも、結果は同じ。
現場の映像や写真を見ると、この状況は西側で行われたリレーよりずっと危険で、中国を冒涜しています。中国最大の敵は中国人自身といわれますが、ここまで鮮やかにそれを実践されてしまうと、拍子抜けしてしまいます。
もちろんサヨクの教育で国旗に敬意を払えない日本人と、ガチガチに「中国万歳」を教え込んでいるはずの中国では全く背景が異なりますが。
いずれにしろ、この国旗を足蹴にしている画像を見ると、何かを予兆しているような気すらしてきます。
白地にハート型の中国国旗をあしらった手旗だと思います。
ネット上で「Love China」という企画が盛り上がりデザインされたものらしいです。
なんて妄想はどうだかあてにはなりませんが(笑)
結果としては暴動や妨害活動と同じになっちゃってますね。
愛国教育を受けてない世代や貧しい人達は、単に「お祭り気分を味わいたい」だけで、聖火リレー見物に参加したのかもしれませんねぇ。
想定外だ。 恐らく一番人が集まっている聖火リレーだな。
本当に人で飽和してる感じがします。
今まで中国のマンパワーって言われてもピンとこなかったけど、初めて実感できました。
手前に大型バスが並んでるのが余計にシュールですね。
世界最低の国、日本【アリ@freetibetさんの日記】・・帰り道、僕らは泣いた。
http://www.asyura2.com/08/asia11/msg/200.html
それともその後アジアで五星紅旗に埋め尽くされた沿道の報道を見て負けじとやってきたんでしょうか。
バスに乗り付けてやってきたという事はずいぶん遠方からやってきた人も多かったんでしょうね。
中国の聖火リレーでゴミの山、マナーまでは統制できず
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/world/news/20080510-OYT1T00692.htm?from=main5
>同紙によると、観衆の中には、鉄柵を曲げて植え込みに入り、草を踏み倒し、沿道の木に登る者が相次いだ。リレー終了後は、辺り一面に、折れた苗木の小枝や、声援を送る際に使った無数の紙製の中国国旗、ゴミなどが散乱。翌日、わずか100メートルの距離で集めたゴミは車2台分になった。
中国の有力紙「中国青年報」も同様の懸念を表明し、「愛国はマナーの悪さの理由にはならない」として、「愛国無罪(愛国を掲げていれば罪に問われない)」の傍若無人さを戒めている。