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開館1周年記念展「ガレとジャポニスム」 2008年3月20日(木・祝)〜2008年5月11日(日)

19世紀後半、海を越えヨーロッパに渡った日本の美術品は、ジャポニスムと呼ばれるブームを巻き起こしました。日本の美は、その土地の美術や文化に取り入れられ、絵画、彫刻、陶磁器、ガラス、そして建築など、多様なジャンルに影響を及ぼしました。フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(1846-1904)は、そんな時代に、ナンシーでガラスと陶器の創作活動を開始したのです。ガレが手がけたガラス、陶器、そして家具には、さまざまな形で日本美術との結びつきが見受けられます。多くの芸術家たちがそうだったように、彼もまた、当初は表面的なモチーフの転用から出発しました。しかし、ガレに与えた影響は、日本の美意識への理解が深まるとともに次第に深化しつつ、彼独自の芸術性を確立する上で、重要な一端を担うことになったのです。その姿は、当時の批評家をして「ナンシーで日本人として生まれた運命のいたずらを、祝福してあげようではないか。」と言わしめるほどでした。
本展では、ガレにみられるジャポニスムの変遷を、国内外のガレ作品他、約140件の作品で紹介する試みです。また、30年余にわたるガレの名品を見ることによって、ものの真髄を赤裸々なまでに表現する、ガレ芸術の醍醐味を味わっていただければ幸いです。

会場:

港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド(総合受付)ガレリア3階

会期:

2008年3月20日(木・祝)〜5月11日(日)

開館時間:

〔日・月・祝日〕10時〜18時 〔水〜土〕10時〜20時
※ただし4/28、5/3、5/4、5/5は20時まで
※いずれも最終入館は閉館30分前まで

休館日:

火曜日(ただし4/29、5/6は開館)、4/30、5/7

入館料:

当日 一般1,300円、大・高校生1,000円、中学生以下無料
(前売券 一般1,200円、大・高校生900円)
チケットぴあ:Pコード687-692(前売券)、687-693(当日券)
ローソンチケット:Lコード33628(前売・当日券共通)
※団体割引は20名様より

夜間入場割引券(PDF) 水曜〜土曜 18:00〜20:00 最終入館 19:30 \100 OFF

主催:

サントリー美術館、朝日新聞社

後援:

フランス大使館、フランス政府観光局 ※日仏交流150周年事業

協力:

日本航空

画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。

栓付瓶《蝙蝠・芥子》
エミール・ガレ
1889-92年
サントリー美術館蔵

壺《過ぎ去りし苦しみの葉》
エミール・ガレ
1900年
サントリー美術館蔵(菊地コレクション)

脚付杯《蜻蛉》
エミール・ガレ
1903-04年
サントリー美術館蔵