5月9日、北京市気象局は北京五輪の期間中に空からの「消雨作戦」を決行すると発表。予想される降雨や降雹の(ヒョウ)の被害を最小限に食いとめるのが目的。写真はメインスタジアム「鳥の巣」。

画像ID 128093
ピクセル数: 幅:3216 縦:2136
ファイル容量: 673,030 byte (657.3 Kbyte)
ファイル名: cfp392540475-1.jpg
<北京五輪>開幕式に雨は降らせない!空からの消雨大作戦―中国
2008年5月9日、北京五輪の開閉幕式のために北京市では空と陸の両面から大がかりな「消雨作戦」を実施するという。地元紙「京華時報」が伝えた。この作戦遂行には飛行機数機が投入される見込み。

北京市気象局が8日行った会見によると、今のところ北京五輪開閉幕式には降雨、開催期間中には降雹(ヒョウ)の天候が予想されている。北京市と関係部門は科学的な方法を用いて雨雲を刺激し、降雨量およびの降雨分布を変化させることが可能だと説明。これにより、五輪開催中に悪天候が及ぼす被害を最小限に食いとめることができるとしている。

北京市人民政府が今月4日に開いた会議では、同市委常務委員の牛有成(ニウ・ヨウチョン)氏をリーダーとした「第29回北京五輪開閉幕式人工消(減)雨協調チーム」が発足。今後は北京市周辺の省(区や市も含む)と連携して、消雨作戦の実験とリハーサルに取り組むとのこと。(翻訳・編集/本郷)
2008-05-10 10:50:53 配信

その他の写真