人気アニメ「マクロスF(フロンティア)」のエンディング曲、挿入歌を担当する歌手May'n(メイン)さんのミニライブが9日、東京・浜松町の文化放送で開かれた。メインさんがヒロイン・シェリルの決めぜりふ「私の歌を聞け!」と叫ぶと、1000人の来場者はヒートアップ、声援を送って盛り上がった。
メインさんは、「歌姫」という設定のシェリルの歌声を担当し、ファンの間から「歌シェリル」の愛称で親しまれている。ライブでは、作中に流れる「射手座☆午後九時 Don't be late」など3曲を歌い、涙を流して応援するファンもいた。トークショーでは「(エンディング曲の)『ダイアモンド クレバス』は、最初に聞いたときに涙が出た。この曲に命を吹き込みたいと思いました」と振り返った。
ライブは30分で終わったが、4時間前のリハーサルからファンが駆けつけ、ライブ後に用意したポスター付きのシングル300枚に約600人が並ぶなど、関係者を驚かせていた。シングルは8日に1155円で発売されたばかりだが、同日のオリコンシングルデイリーチャートで2位に付けている。【河村成浩】
2008年5月10日