コロムビア

















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守屋 浩

昭和13年9月20日生れ
本名:守屋邦彦
千葉県出身
堀威夫とスイング・ウェストのサブ・ポーカルからスタートして、ロカビリー時代を経た後歌謡曲に転向。常に堀威夫と行動を共にし、ホリ・プロ創設期の激動時代を支えた。しっとりとした叙情歌謡の他、俗曲をコミカルにアレンジしたリズム歌謡なども数多く、レパートリーは広い。

[代表曲]
僕は泣いちっち(昭和34年9月/1959)
作詞・作曲:浜口庫之助
B面の「夜空の笛」とともに両面ヒットとなった。
東京へ戻っておいでよ(昭和35年9月/1960)
作詞:星野哲郎/作曲:遠藤 実
長いおさげ髪(昭和37年11月/1962)
作詞・作曲:神津善行
星空に両手を(昭和38年9月/1963)島倉千代子とのデュエット
作詞:西沢 爽/作曲:神津善行


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舟木一夫

昭和19年12月12日生れ
本名:上田成幸
愛知県出身
いわずと知れた御三家の一人で、青春歌謡、特に一連の学園シリーズでブームの中心的存在となった。

[代表曲]
高校三年生(昭和38年6月/1963)デビュー曲
作詞:丘灯至夫 作曲:遠藤 実/編曲:福田正
修学旅行(昭和38年8月/1963)
作詞:丘灯至夫/作曲:遠藤 実
学園広場(昭和38年10月/1963)
作詞:関沢新一/作曲:遠藤 実
只今授業中(昭和38年10月/1963)
作詞:関沢新一/作曲:遠藤 実
学園広場のB面だが、「A・B・C・D・E・F・G」で始るイントロが個性的で、軽快なリズムにのった名曲。
仲間たち(昭和38年11月/1963)
作詞:西沢 爽/作曲:遠藤 実
あゝ青春の胸の血は(昭和39年1月/1964)TBS田園ソング
作詞:西沢 爽/作曲:遠藤 実
涙の敗戦投手(昭和39年3月/1964)
作詞:丘灯至夫/作曲:戸塚三博
非常に珍しい高校野球をテーマにした曲。
君たちがいて僕がいた(昭和39年3月/1964)
作詞:丘灯至夫/作曲:遠藤 実
「明星」の連載小説から生れた歌。東映で同タイトルで映画化された。また、同映画には本間千代子の「愛し合うには早すぎて」も主題歌としてクレジットされている。学園シリーズ最後のヒット曲。
花咲く乙女たち(昭和39年/1964)
作詞:西条八十/作曲:遠藤 実
学園シリーズを卒業し、社会人の青春を歌ったヒット曲。


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北原謙二

昭和15年10月8日生れ
本名:北原謙太郎
大阪出身
鈴木英治とブルー・カウボーイズのボーカルとして、大阪のジャズ喫茶などで活動していたが、スカウトされて上京。昭和36年(1961)7月。「日暮の小径」でデビュー。独特の鼻にかかった高音で、民謡やカントリーのテイストを盛込んだリズム歌謡とともに、しっとりとした叙情的な青春歌謡を数多く歌っている。

[代表曲]
日暮れの小径(昭和36年7月/1961)デビュー曲
作詞:へてな・たつ/作曲:鈴木英治
忘れないさ(昭和36年9月/1961)
作詞:三浦康照/作曲:山路進一
「ずいずいずっころばし」のB面だったが、こちらの方が青春歌謡としてヒットした。
若いふたり(昭和37年6月/1962)
作詞:杉本夜詩美/作曲:遠藤 実/編曲:山路進一
NHK「きょうのうた」で評判を呼んだ。のちの「若い」シリーズのきっかけとなった曲。
わかれ道(昭和37年12月/1963)
作詞:三浦康照/作曲:遠藤 実
これまた「遠い旅」のB面で、「日暮れの小径」「忘れないさ」と並んで、北原叙情青春歌謡3部作。
初恋は美しくまた悲し(昭和38年4月/1963)
作詞:三浦康照/作曲:山路進一
これも「泣かないさ」のB面、歯切れの良いラテンのリズムにのったゴキゲンな佳曲。
若い明日(昭和38年9月/1963)
作詞:石本美由起/作曲:遠藤 実
若い君若い僕(昭和39年7月/1964)谷由美子とのデュエット曲
作詞:三浦康照/作曲:遠藤 実
若い太陽(昭和40年5月/1965)
作詞:三浦康照/作・編曲:遠藤 実
おりからのエレキブームに乗っかったリズム歌謡の傑作。


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安達 明

澄んだハイトーンと押え気味のビブラートが特徴で、大ヒット曲が「女学生」らしく、女学生には圧倒的に人気があった。

[代表曲]
潮風を待つ少女(昭和39年5月/1964)デビュー曲
作詞:松田ルミ/補作:吉岡 治/作曲:遠藤 実
女学生(昭和39年8月/1964)
作詞:北村公一/作曲:越路信雄
春を待つ少女(昭和39年/1964)
作詞:西沢 爽/作曲:遠藤 実
僕のカーネーション(昭和40年/1965)
作詞:関沢新一/作曲:狛林正一


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梶 光夫(光男)

昭和20年生
本名:梶芳道
大阪出身
正統派二枚目で、折目正しい歌い方。コロムビア青春歌謡路線の中核をになった。現在は宝石鑑定士。

[代表曲]
黒 髪(昭和38年12月/1963)デビュー曲
作詞:西沢 爽/作曲:狛林正一
青春の城下町(昭和39年6月/1964)
作詞:西沢 爽/作曲:遠藤 実
青春ひとり旅(昭和40年5月/1965)
作詞:西沢 爽/作曲:遠藤 実
わが愛を星に祈りて(昭和40年9月/1965)高田美和とのデュエット。
作詞:岩谷時子/作・編曲:土田啓四郎


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有田弘二

昭和21年11月22日生れ
本名:伊藤浩二
名古屋出身
芸名の「有田弘二」は藤村有弘が名付け親。もともとは服飾デザイナーを目指して家出同然で東京へ出てきたが、途中で歌手に方向転換。

[代表曲]
孤独の太陽(昭和40年6月/1965)デビュー曲
作詞:西沢爽/作曲:和田香苗
美しかったあの人は(昭和41年1月/1966)
作詞:西沢爽/作曲:和田香苗/編曲:河村利夫
東京物語(昭和41年7月/1966)
作詞:西沢爽/作曲:和田香苗/編曲:河村利夫


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高木たかし

昭和24年1月22日生れ
本名:高橋謙一
大阪出身
芝居の子役で活動したあと、13歳で歌手デビュー。清野太郎のバンドに所属していたこともある。のちにクラウンに移籍。

[代表曲]
この街を出てゆこう(昭和37年12月/1962)
作詞:西沢爽/作曲:狛林正一
スキスキスキと50回(昭和38年10月/1963)
作詞:西沢爽/作曲:狛林正一
十代の青春(昭和38年12月/1963)
作詞:三浦康照/作曲:市川昭介


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高石かつ枝

昭和21年7月18日生れ
本名:山崎宏子
神奈川県出身
昭和37年「愛染かつら」映画化に際してのキャンペーンで、ヒロイン歌手募集に合格、コロムビアから同映画の主題歌「旅の夜風」(藤原良とのデュエット)でデビュー。高石かつ枝という芸名はヒロインの名前。清純派という言葉がぴったりくる正当派美人歌手で、当時、多くの男性のハートを掴んだ。のちにクラウン、テイチクに移籍。

[代表曲]
林檎の花咲く町(昭和38年2月/1963)
作詞:西条八十/作曲:上原げんと
雑誌「家の光」に連載された小説を題材にした。東宝で同タイトルで映画化。
うれしい頃は花いっぱい(昭和38年4月/1963)
作詞:関沢新一/n6J!'8E2l@/CK!?JT6J!':4GlN<
小窓に咲く花(昭和38年10月/1963)「悲しみのタンゴ」のB面
作詞:石本美由起/作曲:万城目正
丘の上の白い校舎(昭和41年2月/1966)テイチク
作詞:萩原四朗/作曲:上原賢六


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青山和子

昭和21年5月4日生れ
本名:榊原貴代子
京都府出身
昭和33年度コロムビア全国歌謡コンクールで優勝、本名の榊原貴代子で「さみしい花」デビューした。昭和37年12月、日活でリメイクされた映画「青い山脈」の主題歌を神戸一郎とデュエット。これを機に青山和子の芸名に。その後、神戸一郎とのデュエットは数多い。尚、プロ野球元西武監督の東尾修氏とはいとこ関係にある。

[代表曲]
いのちふたたび(昭和38年2月/1963)映画「いのちふたたび」主題歌
作詞:関沢新一/作曲:司一郎
愛と死をみつめて(昭和39年/1964)第6回日本レコード大賞受賞
作詞:大矢弘子/作曲:土田啓四郎
ベストセラー純愛小説「愛と新をみつめて」(大島みち子著/大和書房)をテーマにした歌。この小説は吉永小百合・浜田光夫の主演により、日活で映画化されたが、その主題歌は吉永小百合「愛と死のテーマ」であった。
街の山脈(昭和38年9月/1963)神戸一郎とのデュエット
作詞:石本美由起/作曲:宮田東峰
憧れのスチュワーデス(昭和39年5月/1964)
作詞:三浦康照/作曲:遠藤実


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本間千代子

昭和20年1月29日生れ
長野県出身
昭和37年、東映に入社、同年に映画「恋と太陽とギャング」で、主役の千葉真一の妹役で女優デビュー、一躍アイドルとなる。昭和38年「若草の丘」で歌手デビュー。舟木一夫、西郷輝彦などの青春歌謡映画の相手役として大活躍した。

[代表曲]
若草の丘(昭和38年7月/1963)(明星募集歌)
作詞:北里有紀生/作曲:米山正夫
純愛の白い砂(昭和38年11月/1963)
作詞・作曲:米山正夫
愛しあうには早すぎて(昭和39年3月/1964)東映映画「君たちがいて僕がいた」主題歌
作詞:丘灯至夫/作曲:山路進一
チコと一緒に(昭和40年2月/1965)NTV「チコと一緒に」主題歌
作詞:丘灯至夫/作曲:戸塚三博
このドラマでの相手役が東映のホープだった岡崎二朗で、西郷輝彦主演の映画「あの雲に歌おう」でも共演している。


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コロムビア・ローズ(二代目)

昭和19年3月23日生れ
本名:宗紀子
東京都出身
昭和37年、2代目コロムビア・ローズ募集に合格。同年8月「白ばら紅ばら」でデビュー。昭和55年、クラシックギターを学ぶため、ドイツのデュッセルドルフに留学。現在はアメリカ在住。

[代表曲]
長い一本道(昭和38年5月/1963)
作詞:星野哲郎/作曲:市川昭介
演歌のイメージが強い市川昭介氏の作だが、この曲は青春歌謡というか、愛唱歌としても名曲といっていい。
デパートの花(昭和38年12月/1963)
作詞:石本美由起/作曲:市川昭介
智恵子抄(昭和39年1月/1964)
作詞:丘灯至夫/作曲:戸塚三博/編曲:福田正
詩人高村光太郎のベストセラーをテーマにした曲。
二十才(昭和39年12月/1964)
作詞:丘灯至夫/作曲:戸塚三博
二十四の瞳(昭和40年/1965)
作詞:丘灯至夫/作曲:戸塚延夫


PHOTO:近代映画社
高田美和

昭和22年1月5日生れ
本名:梶浦美知子
京都府出身

[代表曲]
十七才は一度だけ(昭和39年12月/1964)デビュー曲。
作詞:川井ちどり/作曲:遠藤実
わが愛を星に祈りて(昭和40年9月/1965)
作詞:岩谷時子/作・編曲:土田啓四郎
北海道の高校生の愛の交流を描いた「わが愛を星に祈りて」(佐伯浩子著/大和書房)をテーマにした曲で、梶光夫とのデュエット。

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