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2008年2月27日 (水)

「そっくりショー」と青春歌謡

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   昨夜のNHK歌謡コンサートで仲宗根美樹の昭和36年のヒット曲「川は流れる」を久しぶりに聞いた。仲宗根は昭和19年6月23日生れであるから、当時16歳か17歳だった。我が家にテレビが来たのが昭和35年。あの頃の女性歌手の記憶が鮮明なのは何故だろう。ハワイアンの日野てる子は昭和20年7月13日生まれ。昭和40年には歌謡曲に転身し、「夏の想いで」をヒットさせた。

   日野てる子といえば何故か「そっくりショー」を思い出す。ハイビスカスの花を髪にかざして南国ムードたっぷりに歌う可憐な容姿。そしてボードビリアン小野栄一の軽妙な司会ぶり。「そっくりショー」はコロッケなどの戯画化したものまねではなく、一般素人の容姿が似ているかどうかがポイントで歌は多少下手でも優勝できた。審査委員長は、蝶ネクタイがトレードマークで日劇ヌードショーの元締め丸尾長顕(1911-1986)である。

    当時は青春歌謡の全盛時代であった。橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の御三家を筆頭に三田明、梶光夫、安達明、久保浩、叶修二、川路英夫、山田太郎、太田博之、望月浩などなど美形の男性が出現した。青春歌謡で現在も第一線で活躍しているのは美川憲一くらいであろうか。ともかく生中継の時代、テレビは面白かった。

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