2008年05月10日の「JA厚生連に賠償命令/白河の医療訴訟」というニュース
JA厚生連に賠償命令/白河の医療訴訟
2008年05月10日 11時05分
4年前、悪性腫瘍で白河市の当時33歳の男性が死亡したのは、病院に過失があったとして、遺族4人が白河厚生総合病院を経営するJA福島厚生連を相手取り、計約1億950万円の損害賠償を求めた訴訟で、福島地裁は9日、JA福島厚生連に総額約8160万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決理由で森高裁判長は「右下腿(かたい)部腫瘍の検査や慎重な経過観察が行われていれば、男性が回復していた可能性が高い」と、原告側の主張をほぼ認めた。
また、「担当医師が治療の必要性などについて十分な説明義務を果たさなかったため、治療を受ける機会を逸した」とした。
一方で、森高裁判長は「担当医師は男性に専門の整形外科での診療を勧めており、重大な義務違反があったとまではいえない」とした。
最新の記事
- JA厚生連に賠償命令/白河の医療訴訟 (05/10)
- カヌーの久野(安達高卒)五輪出場 (05/10)
- キャンペーンクルー決定/W杯スキー猪苗代 (05/10)
- 教諭が無断で部費徴収/福島 (05/10)
- 県勢伸展尽力たたえる/各種功労者知事表彰 (05/10)
- 故山川惣治氏生誕100周年で展示会/郡山 (05/10)
- 食品への異物混入で防犯指導/県警本部 (05/10)