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梅崎アピール「新司令塔」はオレだ

 ボール回しで岡崎(左)と競る梅崎=国立競技場

 「国際親善試合、U-23日本-アンゴラ」(27日、国立)

 アンゴラ代表戦に臨むサッカーU-23日本代表は26日、決戦の地・国立競技場で約1時間の最終調整を行った。トップ下で先発濃厚なMF梅崎司(21)=浦和=はキレのある動きで順調ぶりをアピール。最終予選にトップ下で起用されたMF家長昭博(22)=大分、柏木陽介(20)=広島=が不在の中、“新司令塔”へ名乗りを上げた。

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 勝利へと導く自信はある。トップ下として先発濃厚な梅崎が堂々とゴール宣言をぶち上げた。「ゴール?それが売りなんで(笑)。積極的に狙っていく」。反町監督は5月の欧州遠征から本番を想定したメンバーで臨むことを明言している。4月に短期の合宿は組まれているものの、実質的にはこのアンゴラ戦がラストサバイバル。定位置奪取へ、天才ドリブラーは腕ぶしている。

 絶好のアピールの場が巡ってきた。最終予選でトップ下を務めたMF家長、柏木はケガのため離脱中。「スタメンで出る機会がなかったんで、このチャンスをものにしていかないといけない」。最終予選ではわずか20分の出場にとどまっただけに、ここで一気に勢力図を塗り替えるつもりだ。

 昨季終了後、より自身を成長させるために、常勝軍団・浦和移籍を決断した。今季、監督解任などで泥沼のチームにあって、23日のナビスコ杯京都戦では2アシストを決め、存在感を見せつけた。北京五輪が控える今年は自身が『飛躍の年』と位置づけている。「チャンスを生かすか殺すか。生かせば自分は上に行ける」。ライバル不在の一戦で、確固たる地位を築き上げてみせる。






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